銀行格下げは円売り?円買い?

bank index6.22.2012

昨日は中国の製造業PMI(48.4→48.1)の低下、米フィラデルフィア連銀指数(-5.8→-16.6)の低下も株価の下落を加速させましたが、ムーディーズの銀行格下げがとどめを刺しました。

2月から大手金融機関の格付け見直しを行っており、今回15行が格下げされました。

クレディ・スイスは3段階の引き下げ。3段階の引き下げが予想されていたモルガン・スタンレーは2段階の引き下げにとどまりました。

チャートは、銀行株指数です。

6月初めの41から上昇し46付近まで上昇しましたが、ここは(46~47)5月初めにブレークした50.7~46.7のレンジの下限に当たりレジスタンスレベルです。

このレジスタンスを超えて銀行株が上昇するほど米国の株式市場は回復していないのか、昨日は44.49まで格下げを受け下落してしまいました。実際格下げは引け後でしたが、格下げがあるというニュースで下落。

銀行株、資源株の下落を受けダウは1.96%、SPは2.44%と大きく下落、リスクオフからドル買いになり、豪ドルは1.5%下落、ユーロドルも1.3%下落しました。

リスクオフの巻き戻し(ユーロドル、豪ドルショートなどのショートカバー)がこれで終わったのかどうか悩むところですが、今日のところは戻り売りになるでしょう。

ギリシャ再選挙が終わり、スペイン問題がひと段落つき、FOMCが終わりイベントが終了しましたが、ここからまたリスクオフの流れになるリスクには注意したい。

ただ海外がこれだけ落ちてるのに日経平均は、余り下落せず、ドル円も底堅く推移しています。

ドル円に関しては日銀審議委員の入れ替えで緩和期待、民主党分裂の可能性の政治リスクなどで、円買いになりずらい流れで、上サイドの手当てをする連中もちらほら。

ただ海外がこれだけ落ちて、ドル円、日本株がこのレベルにいるのもなんか高所恐怖症になりそうです。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

ドルインデックスは重要レジスタンスレベルに

レンジ1.11.2012

dxy1.11.2012

昨日はフィッチがフランスの格付けについて、格下げの可能性がないことに言及したり、オーストリア、オランダ国債の入札が無難だったこともあり、ユーロの反発、株価が堅調でややリスクオンの動きになりました。

とはいえユーロドルは結局下落し、ほとんど動きなし、豪ドル0.7%、キウィ0.9%、豪ドル円0.8%、キウィ円0.86%、カナダ円0.8%、ランド円0.74%上昇し、オセアニア通貨、資源国通貨の上昇が目立ちました。

昨日書いたように、ここのところキウィの上昇が目立ち、0.8には届きませんでしたが、高値圏で推移しています。

ユーロに関してはユーロ円は0.1%上昇しましたが、戻りも鈍い。

フィッチはもともとスペイン、イタリアは格下げ方向で見直し中ですが、フランスに関しては見直しはしていませんでした。

S&Pやムーディーズはフランスを含む多くの欧州諸国の格付けを見直し方向で検討中です。

むしろこの先に格下げが発表される可能性のほうが高いでしょう。

チャートはドルインデックスです。

81.40付近の高値を6日と9日に試しにいきましたが、抜けられずに81付近まで下落しています。

2011年7月7日の高値81.14、2010年11月30日の高値81.44がダブルトップになり、その後この高値を越えられていません。

このレベルが抜ければ、次のレジスタンスレベルは2010年8月24日の83.56になります。

おそらく81.40を抜けてドルインデックスが上昇するには、ユーロドルが1.26を抜けて下落することが必要で、ここを抜ける時にはユーロもかなり下落するのではないでしょうか。

現在はその際どいレベルで、ユーロがかろうじて留まっているところです。

本日はメルケル・ドイツ首相、モンティ・イタリア首相との会談。ドイツ国債入札のイベント、エバンズ・シカゴ連銀総裁講演、ロックハート・アトランタ連銀総裁講演、米10年債入札などがあります。

1月26日(木)20時よりインヴァスト証券さんで『2012年前半のマーケットを占う 円、ユーロ円の行方は』というテーマでセミナーをやります。

円は歴史的高値圏で膠着、ユーロドルも欧州ソブリン危機で下落傾向になっています。

世界的な景気減速で2012年は市場はどう動くのか。

今年前半は欧州、ユーロの問題、後半は米大統領選挙など政治的なリスクもあり、今年のマーケットは材料が盛りだくさんです。

また1月はじめのマーケットでは、株価、為替、債券、商品などもそれぞれ別々の動きをしていて、昨年までのように単純にリスクオン、リスクオフでは語れない難しいマーケットになっています。

この複雑系のマーケットを勝ち抜くには何がポイントか!

円とユーロを中心に最近連動性の強い株式、商品市場も含めて総合的に市場を大胆に予測します。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

1.31~1.36のオプションの動きか

eurusd12.13.2011

週末のEU首脳会議の結果に対して、市場は不十分としてノーを突きつけました。

一応ESMへの前倒しやIMFへの融資で、2012年までイタリア、スペインの資金繰り支援はなんとかなりそうです。

しかし根本的解決には遠く、格付け会社はS&Pに続きムーディーズも「新たな対策がほとんど打ち出されなかった」と指摘。

来年第1四半期中にEU27カ国すべての格付けを見直す方針を表明しました。

フィッチ・レーティングスも、包括的解決策に失敗したとして格付けに短期的圧力が高まったと指摘しました。

この流れでユーロドルは1.3200のオプションバリアーを粉砕し1.31台中盤まで下落。

1.3150がサポートされ1.32台を回復しています。

1.3150にもオプションバリアーがあるのかもしれません。

ユーロドルは1.3100~1.3600のDNT(ダブル・ノータッチ)の噂もあり、クリスマスまで1.31がホールドされる可能性もあり(このオプションの期日は22日とのことです)、そうすると新たな動きはクリスマス明けかもしれません。

DNTオプションというのはこの場合期日(エクスパイアリーと呼びます)の22日までに1.31と1.36のどちらもトレードされなければ、支払ったオプション料(プレミアム)に対して何倍かの資金が帰ってくるという仕組みです。

DNTのレートの1.31に近づくと買いがでてきて、1.36に近づくと売りがでてくる傾向があるので、DNTがあるとその手前で市場が膠着することがよくあります。

しかし期日が過ぎるとブレークしたり、期日前にブレークすることも良くあり、22日ならば、まだ1週間あるので攻防戦になってブレークする可能性も十分になります。

12月17日に日本ファイナンシャルセキュリティーズ&投資LABさんで「ドル・円・ユーロと新興国通貨の動向」という会場セミナーを行います。

いずれ先進国の通貨規模を凌駕するかもしれないこれらの新興国通貨について突っ込んだセミナーを行います。

12月18日朝10時からはHSフュチャーズさんで大橋ひろこさん、田栗満さん、渡邉重治さんと4人で為替+商品の討論形式のネットセミナーを行います。こちらも毎月やっている、講師がいろいろ意見を言う討論形式なので覗いてみてください。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

新興国通貨急落

DXY9.20.2011

チャートはドルインデックスです。

76台がサポートし再び77台に反発。

ブラジルレアルは1ドル=1.72から1.78にドル買いレアル売りが加速、韓国ウォンも1ドル=1115(金曜日)、1135(月曜日)1155(本日)2%ずつ下落し新興国通貨の下落が止まりません。

ドル売り新興国通貨買いで資金流入した分の逆流が起こっており、メジャー通貨より激しい動きになっています。

また本日S&Pがイタリアの格付けをA+からAに格下げしたことでユーロドルが1.36割れまで急落しました。

ムーディーズは6月17日にイタリア国債の格付けAa2をネガティブ・ウォッチにしており、3ヶ月たっているために最低1、もしかしたら2ノッチ各下げる可能性もあります。

イタリアがB格へ下げられることはすぐにはないでしょうが、グロソブなど日本人投資家もイタリア国債を大量に保有していますか、ユーロ円等の動きに影響がでるかもしれません。

9月24日(土)は投資LABさんで「FXトレード予備校・夏期集中講義」の3回目があります。3回シリーズですが1回毎に聞いても効果がある構成になっています。

今回はファンダメンタルズとテクニカルをトレードにどのように利用するかについて中心に講義をします。

また1回目、2回目の講義の視聴もできます

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

日本格下げの影響は

ムーディーズが日本政府の格付けをAa2からAa3に引き下げ、見通しを安定的としました。

ムーディーズは5月31日に格下げ方向で見直しとしていたためにサプライズはありませんでした。

ムーディーズの日本に対する格付けは

1998年11月17日にAaaから陥落しAa1となりました。

2000年9月8日  Aa1からAa2に格下げ

2001年12月4日  Aa2からAa3に格下げ

2002年5月31日  Aa3からA2に格下げ

2007年10月11日 A2からA1に格上げ

2008年6月30日  A1からAa3に格上げ

2009年5月18日 Aa3からAa2に格上げ

日本は2007年から格上げされてきましたが、久々の格下げになりました。

格下げは原因は首相がころころ代わり、根本的な財政赤字削減と税と社会保障の改革を行う妨げになっているところにあります。

ただ短期的には日本の投資家が国債を優先的に買っているために、資金の調達コストは低く見通しは安定的としました。

日本の個人金融資産は1476兆円ですが2年ぶりに減少しました。

国と地方の債務残高は878兆円で、まだ余裕がありますが高齢化と少子化により残された時間は限られています。

リアルタイム財政赤字の増加を見るとなかなか怖いものがあります。

8月27日(土)は投資LABさんで「FXトレード予備校・夏季集中講義」の2回目があります。3回シリーズですが1回毎に聞いても効果がある構成になっています。

今回はファンダメンタルズとテクニカルをトレードにどのように利用するかについて中心に講義をします。

また1回目の講義の視聴もできます

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

ポルトガル格下げでユーロは下落

ユーロドル7.06.2011

昨日話題になっていたのはHIAとポルトガルの格下げと中国の経済。

HIAというの2005年に米国で海外にためてある米国企業の利益を、1年に限り安い税率で米国に戻しても良いという法律。

2005年はこの法律でドル買いが起こり米ドルは上昇しました。

そのHIAが再び行われるのではとの思惑からドル買い材料に。

本日未明にムーディーズはポルトガルの格付けをBaa1からBa2へ4段階格下げし

ジャンク級に格下げ。

このニュースにユーロドルは1.4450を割れて1.44割れまで下落ししましたが、その後1.4460付近まで反発。

下落前の1.4470~1.4500のレンジが抜けられなければ再び下落か。

中国の不良債権問題はこの先も市場の波乱要因に。シンガポールの政府系投資会社テマセクは中国銀行、中国建設銀行の株を37億ドルで売却、有力投資家の中国株売却は不安材料となるか。(十分儲けているでしょうが)

中国の一部の報道で中国のCPIが6%を越えた可能性があり、中国人民銀行の利上げが近いとの報道もあり、本日の上海総合指数は-22.45と0.8%安。

中国の利上げは商品、豪ドル、豪ドル円の重石となるか。

本日はスター為替証券さんでセミナーをします。

毎週金曜日の開催でしたが、今月から昨年同様水曜日19時からの開催になりました。

東京駅の目の前ですからお時間があれば。

スター為替さんは新世代のシステムを導入しキャンペーン中です。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

スイスフランは避難先

ユーロスイス12.17.2010

チャートはユーロスイスの日足です。

9月8日の安値1.2763をブレークして1.2720付近まで下落しました。

ここのところ欧州信用問題を受けて避難先通貨としてのスイスフランが見直されました。

有事のスイス買いではありませんが、欧州の債券の格付けが低下し、資金がユーロ圏から逃げ出していく避難先として、ドル、円、スイスという通貨が選ばれています。

そのなかでおなじ欧州の中の非ユーロ圏のスイスフランが買われているわけです。

スイスフランはユーロだけではなく、ポンドに対しても強くポンドスイスも1.4930付近と安値を更新しています。

ユーロスイス、ポンドスイスとも安値更新後に急反発しています。

両通貨とも短期的にはもう一段ショートカバーする可能性もありますが、ユーロスイスのターゲット1.25という話しもでてきており、欧州信用問題とスイスフランの強さはまだ続きそうです。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

スペインの格付けでユーロ下落

ユーロドル12.15.2010

昨晩のFOMCの流れでユーロが下落しているなかで、ムーディーズによるスペインのAA1を格下げの可能性で見直しのニュースで1.33割れまで下落。

1.3280付近は12月8日の高値のレベル。

ピボット12.15.2010

左がデイリーのピボット、右がウィークリーのピボットです。

1.3270付近はデイリーのサポートレベル、ウィークリーのピボットのレベル。

1.3270~80が当面サポート、本日の戻りの高値が1.3360~70付近がレジスタンス。

欧州でどちらかに抜けてくれれば期待できそうです。

東京時間の22時30分ごろアイルランド議会のEU/IMFの支援に対する議決。僅差で可決の予想ですが、これも注目です。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

米国債への不信がドル売りへ

ドルインデックス12.14.2010

米国債利回り12.14.2010

昨日は格付け会社ムーディーズが、オバマ減税と失業保険の延長が米財政を悪化させる懸念がある。

また米国債の格付けに悪影響を与えると警告したためにドル売りになりました。

先週はオバマ減税でインフレ懸念や、米国債悪影響は金利上昇、ドル買いとなりましたが昨日は逆の動き。

年末のポジション調整の動きに振り回されている感じがあります。

上のチャートはドルインデックの日足。

先週1週間分の上昇を1日で下げてしまいました。

79付近がサポート、ここを抜けると77.97が上昇前の安値です。

ユーロドルの1.34中盤が抜けられるかどうかがキーになるでしょう。

下のチャートは米10年国債の利回りです。

金曜日に3.32%まで上昇しましたが昨日は下落しています。

下落時に3.2~3.4%付近が抜けてから戻らなかったので、このレベルが重要な

レジスタンスになりそうです。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

人気ブログランキングへ

横断歩道を最後に渡るムーディーズ

eurusd7.14.2010 4時間足

いつも最後に格下げをするムーディーズがポルトガルを格下げで、ユーロは一瞬下がりましたが、ギリシャの6ヶ月国債の入札好調で反発しました。

応札倍率は3.64倍と前回の7.67倍を下回りましたが、この日行われた米国10年債の応札倍率は3.09倍よりはるかに人気がありました。

もちろん6ヶ月と10年など単純に比較はできませんが。

このギリシャ再入札、その後の株価の上昇でリスクオン、ドル売りでユーロドルは1.27台まで戻しました。

先週までの株価の下落、リスク回避モードから米国企業の決算好調を受け市場は楽観モードが台頭中。

日本株はみずほFGの値決めをを通過、15,16日は中国農業銀行の世界最大のIPOです。

これと米国の決算を乗り切るまでは分かりませんが、なんとなく上昇ムードという雰囲気です。

今日はスター為替証券さんで18:30からセミナーです。

スカイツリー

これはスター為替証券さんのセミナールームから見える東京スカイツリーです。

先週の写真なんで、今日はもっと高くなっているでしょう。

ランキングに参加しています

記事がお役に立ちましたらポチをお願いします

にほんブログ村 為替ブログへ

banner_11

1 / 212