SNBとジョージ・ソロス

ソロスとSNB2015.1.17


gbpusd2015.1.17

中央銀行が通貨高、通貨安を防ぐために防衛ラインを引いて介入することはよくあります

今回SNBはユーロスイスの防衛ライン1ユーロ=1.2スイスを防衛できずに

1.2の介入をやめたためにユーロスイスは0.85?まで急落する事態になりました。

先進国が防衛ラインを決めて介入というのは珍しいのですが

1992年にジョージ・ソロスがBOEを打ち破ったとき比較してみました。

上のチャートはポンドがERM(欧州為替メカニズム)を離脱したときの動きと

木曜日のユーロスイスの値動きを比べたものです。

ポンドはそのときERMに参加していて
ポンドマルクで1ポンド=2.95マルク
当初プラスマイナス6%、
その後2.25%の押さえ込むためにBOEは介入していました

しかしジョージ・ソロスはこのレートはポンドの実力からして割高すぎると考え

マルク買いポンド売りを仕掛けました

1992年9月15日に ポンドは介入ラインを超え下落しました

これを受けてBOEは公定歩合を10%から12%へ、さらに15%に引き上げましたが

ポンド売りは止まらず介入を放棄して、ERMを離脱しました

9月15日が水曜日だったので、ブラック・ウェンズデー(暗黒の水曜日)と呼ばれました

今回のSNBの介入放棄はさしずめ暗黒の木曜日とでも呼ぶのでしょうか

さてそのときBOEはポンド買いマルク売り介入ですから、
マルクの外貨準備がなくなれば
介入はもうできません

ようするに自国通貨売り、外貨買いの介入はBOEがポンドを刷り続ければ

理論上は無制限介入ができます

しかしそのときはマルク売り介入だったので、
マルクの外貨準備がなくなれば
玉切れで、介入終了です

続く

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地政学的リスを見るにはスイスフラン

うsdsfrほrly3.03.2014

usdsfr 3.03.2014

日経平均先物3.03.2014

随分とサボってしまいましたが再開します

さて週末はロシア軍がウクライナのクリミア自治共和国に展開し

一気に地政学的リスクが高まり、円高、株安となりました

地政学的リスクといえばスイスフラン買いがお約束です

チャートはドルスイスの時間足と週足です

アジア時間に0.8780割れまで突っ込みましたが0.8820付近まで反発

このレベルが短期的なレジスタンスになっています

週足を見ると、先週すでに2013年の安値0.88をブレークしていました。

0.8850~60付近が2011年8月の0.7785~2012年7月の0.9970の38.2%

50%戻しとなると0.8510~20で2011年10月の安値付近です

3番目のチャートは日経平均先物5分足です

ギャップを明けてオープン14700円、先週の安値がレジスタンスになっていますが

日中は指数が188円安と、予想したほどには下落というわけでもありませんでした

ナイトセッションで下落していますが14400~14700でやりそうです

スイスフランの動き、日経平均の動きを見ると、もちろんリスクオフですが、

戦争か?という割には市場は落ち着いています。

様子を見る必要はありますが、思ったほど下落幅は小さく感じます

ま~まだこれからかもしれませんが

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市場の流れの変化

週間為替1.14.2013

週間株価1.14.2013

上のチャートは為替の先週の変動率と株価指数の変動率です。

ドル円は0.8%の上昇、ドルスイスも2.27%の上昇、ユーロドルは0.3%下落、ケーブルも1.6%下落になりました。

一方株価指数は、日経はほぼ動かず、上海総合が3.5%の上昇、ニューヨークダウも1.2%の上昇、SP500も0.95%上昇となりました。

ドイツDAX以外はほぼ上昇。

上海に関してはCSRC(中国証券監督管理委員会)の委員長がRQFII(人民元適格機関投資家)、QFII(適格外国機関投資家)の投資枠を10倍に拡大することが可能と発言したことで上昇が加速しました。

外国人投資家が中国に投資するためには適格投資家としての枠を取る必要があり、この枠の拡大により海外から中国への投資が増加することを期待しての上海総合指数の上昇です。

RQFIIはオフショア人民元を通じた中国国内への証券投資で、2011年に200億元で始まり昨年700億元に拡大されました。

QFIIは中国以外の機関投資家に中国国内の金融商品投資を認めたもので、2003年に始まり昨年末で374.4億ドルの枠があります。

SPもリーマンショック後の高値を更新しており世界的にリスクオン的な流れになっています。

最近の流れとして株価の上昇、債券の下落(利回りの上昇)円安の流れになっています。

そこに先週はスイスフランの下落です。

リスクオフで資金が向かっていた円、スイスフラン、日米独の国債から資金が流出していて、今まで動かなかったスイスフランがここにきて売られているところを見ると、この流れが加速していることがわかります。

円売り、株高のスピードが速いので、調整局面があるかもしれませんが、いきなりまたリスクオフの流れで円、スイスフラン、国債に資金が向かうとも考えられず、リスクオン的な動きが継続すると思います。

2月8日19時30分から岡三オンライントレードさんで【FXトレードスキルアップセミナー】というオンラインセミナーを行います。

今回はテクニカルを中心に、いかに自分の勝てる手法、強み(エッジ)を身に着けるかというテーマでセミナーを行います。

単にテクニカルの解説ではなく、時間軸や市場のアノマリーを利用して、いかに市場に打ち勝つかをお伝えします。

収録会場へのご招待もあり、ご来場の方は収録後の座談会にもご参加いただけます。

今回は岡三オンライントレードさんの口座をお持ちの方限定のセミナーになりますが、お時間があればぜひご参加ください。

東洋経済オンラインさんで連載が始まりました

ちょっと前に書いた時から円安が進み、ターゲットに接近してしまいました。

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SNBの実験

昨日SNBは壮大な実験にチャレンジを始めました。

ユーロスイスを1ユーロ=1.2スイスフラン以上にし無制限介入をするというものです。

スイスフランは金利がほぼゼロですから、スイスフランを売って外貨であるユーロを無制限に購入するというのは理論上可能です。

1978年の石油危機のときもスイスフラン高を抑えるために1マルク=0.8フランに固定したことがありましたが、インフレが進行して高いコストを払うことになりました。

スイスの第2四半期のGDPは2.3%と先進国の中では高く、欧州が信用問題でがたつく中、資金の逃避先としてのスイスフランが選ばれスイス高になるのは理にかなっています。

介入によってスイスフランを市中に放出するのは、量的緩和なので一応株価にとってプラスですが昨日は金融株を中心に下落、本日は株価上昇でリスクオンになっています。

リスク回避の避難先としてのスイス買いがなくなり、円に集中するリスクもありましたが、昨日からのドル高の流れでドル円は堅調、クロス円も比較的堅調に推移しています。

リスク回避のスイス買いが一応封じ込まれましたが、その歪みががどこに出るのか、これからどうなるのか注目です。

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スイス政府の会議(16時から)通貨高対策はでるか

eurchf8.17.2011

主要通貨が方向感のない中、スイスフランの売りが継続しています。

8月11日にSNBのジョルダン副総裁が、スイスフランのユーロへのペッグ(固定)の可能性を示唆して以来スイスフランは下落しています。

ドルスイスは最安値0.7066→0.7995

ユーロスイスは最安値1.0066→1.1480

スイス円は高値108.75→96.12

とスイスの下落は鮮明です。

一部にはユーロスイスを1.15にペッグなどの噂もでていましたが、スイスフランのペッグやターゲットの設定には無制限の介入をしなければなりません。

ここのところスイスのCPIはSNBのターゲットの2%よりかなり低いところにあり、その意味ではスイスフラン売り介入を行ってスイスフラン安にすることは可能です。

しかし本当にペッグ制が行われるかどうか、何もなければ一旦スイス売りの利食いがでるかもしれません。

東京時間の16時に開催されるスイス政府の会議で通貨高対策がでるのかどうかが注目材料です。

先月行ったHSフュチャーズさんでの商品とのコラボセミナーを8月28日(日)10時から行います。

大橋ひろこさんHSフューチャーズさんの商品アナリスト田栗さん渡邉さんと為替、貴金属、原油ののお話しをします。

昨日打ち合わせをしましたが、面白いものができそうです。最近商品と為替の連動性も強いので、御興味があればのぞいてみてください。

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スイス売りで資金の流れが変わったのか?

週間レンジ7.04.2011

先週はギリシャ議会が緊縮財政法を可決したことで、ユーロドルの下落が止まり週後半は株価上昇、円売りが加速しました。

ニューヨークダウは週間で648ドル上昇2年8ヶ月ぶりの上昇幅で、終値は12582.77ドルと5月19日以来の高値引けとなりました。

米国株の上昇を受けて日経平均も10005.75の高値つけて、5月2日以来の高値(10017.47)まで上昇しています。

株価上昇を受けて市場はリスクオンモードとなり円売りも加速。

ユーロ円は2.95%、豪ドル円は3.08%、キウィ円は2.52%、カナダ円は3.75%とクロス円の上昇が目立ちました。

しかし円より売られたのがスイスフランです。

ドルスイスは1.84%上昇、ユーロスイスは4.25%上昇、£スイスは2.47%の上昇となり特にユーロスイスの上昇(スイス売り)が目立ちました。

よく市場の動きを説明する時にリスクオン(リスク志向)、リスクオフ(リスク回避9という言葉が使われます。

リスクオンは株高、商品高、円安、スイス安でより高い収益を求め資金が株や商品に流れる動きを指します。

リスクオフは株安、商品安、円高、スイス高で資金が株や商品から安全性の高い債券などに流れる動きを指します。

今回特にスイスフランが売られたことや株価の上昇などで市場のムードはやや明るくなっていますが、スイスフランの大きな下落が資金の流れを変えたのかどうか。

例えば6月末という期末、半期末をすぎてスイスから資金が新規に投資に向かい、その先が株や商品なのか。

ちょっと注意しておいたほうがいいかもしれません。

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株価は底打ちしましたが

wti 2.28.2011

ダウ2.28.2011

先週はリビア問題でリスク回避の動きになりましたが、週後半にはそれにも飽きて反発しました。

チャートはWTIとニューヨークダウの日足です。

木曜日にWTIは103.41の高値をつけた後97ドル台まで下落。

ニューヨークダウは木曜日に11983.17の安値をつけた後に12130まで上昇しています。

中東問題はこれで終わったわけではないですが、サウジの増産などで原油市場が落ち着き一旦沈静化かもしれません。

今週は各国中央銀行の政策金利発表や米国雇用統計のイベントが目白押しなんで、市場の注目はそちらに移りつつあります。

本日は月末なので、特殊なフローも出るかもしれませんが、欧州序盤はスイスフランの売り(ユーロスイス、ポンドスイスで)方向に若干うごいているので、やはリスク回避の解消かもしれません。

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スイスフランを買っているのは誰?

スイスインデックス2.24.2011

リビア情勢の緊迫でWTIも100ドル付近まで上昇しましたが、株式市場も下落しています。

リスク回避的ではありますが、以前の株安、商品安、円高、スイス高というリスク回避でなく、今回株安、原油、金高、穀物安、スイス高、円も遅れて円高気味とそれぞれファンダメンタルズを背景に動いています。

円がややもたつく中、スイスフランは上昇し史上最高値をうかがう勢いです。

チャートはスイスインデックの日足で最高値の107.49に迫っています。

ドルスイスは0.93の最安値付近、ユーロスイスは1.28前半、ポンドスイスは1.51前半とでユーロスイスとポンドスイスはまだ最安値からはだいぶ上にいます。

スイスが有事に買われるのは、いつものことですが、今回は来たアフリカと欧州に近い上に、ムバラク元エジプト大統領の一説には5兆円といわれる隠し財産がスイスにあった可能性も高く、いつの時代にも資金の避難先のスイスという存在は健在です。

もしかしたら、中東の王族や独裁者たちがスイスに資金を移しているのかもしれませんね。

本日はYMTVさんで19時からネットセミナーです。

ここらへんの資金移動などの話をします。

スイスは資金の中継点

ユーロスイス12.24.2010

ここのところ動いてるのは、スイスとユーロクロスぐらいです。

ユーロスイスは、史上最安値を更新し1.2437付近まで下落、その後1.2640付近までは反発しましたが1.2550付近で推移。

1.2650付近は20日に一時サポートしたレベル、しっかり止められました。

チャートはユーロスイスの週足。

2007年10月のの高値1.6827からのフィボナッチ・エクスパンション2.618倍が1.2430、今回の下げぴたりと止まっています。

1.618倍も1.3950付近と、今年5月までのサポート、その後のレジスタンスと有効に機能しています。

ユーロスイスは高値から26%ほど下落したことになります。

ここのところのスイスの上昇は、資金がユーロ圏からスイスに移動している様子が分かります。

12月という時期的なものなのか、ユーロ圏に投資されていた資金が一時スイスに待機し再び新たな投資先に向かうのか、来年以降の動きが気になるところです。

中東の資金などは、スイスやロンドンを経由して投資先に向かうケースもあるので、スイスは資金の中継点としてやはり、まだまだ健在のようです。

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スイスフランの歴史

ユーロスイス12.21.2010

ポンドスイス12.21.2010

最近のスイス高がかなり気になるので、少し長いチャートを見てみました。

上のチャートはユーロスイスの1978年からのチャートです。

ユーロは1999年以降の通貨なので、その前はマルクスイスが中心でした。

これを見るとかつて1.9付近だったユーロスイスは現在1.26.スイスがここ30年で欧州のマルクあるいはユーロに対してものすごく強くなったのが分かります。

1.5~1.6あたりが大体平均値、ユーロ導入時も大体1.61付近でした。

1.45を切れたあたりから、ユーロスイスの下落が加速しましたが、このように通貨のレンジが著しく変動した理由は何でしょうか?

スイスフラン自体は金利もたいしてつきませんし、国内に投資する案件もそれほど多くない。

またスイス自慢のプライベートバンクなども最近米国の攻撃でその秘密性も薄れています。

やはりリーマンショック後、各国の財政状況が悪化し、ユーロドル自体の信頼性が著しく落ちたことによる避難先としてのスイスフランの価値が「見直されているとしか思えません。

後ろ向きなスイスフランの評価というところでしょうか。

したのチャートはポンドスイスの長いチャートです。

こちらもスイスの強さが目立っています。

欧州信用問題が燻る限り、スイス高が継続しそうです。

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