米長期金利の動きに注目

 

上の表は米10年債利回りのチャートです

昨晩は強い8月米耐久財受注を受けて長期金利は上昇しました。

数字は1.7%と前月の-6.8%、予想の1%を上回りました。

またGDPの先行指標となるコア資本財は前月比0.9%と前月の1.1%は

下回りましたが、予想の0.3%を上回りました

 

注目されたトランプ大統領の税制改革案は

  • 連邦法人税率を現行の35%から20%
  • 個人所得税に関しては現状の7段階の税率を12、25、35%に簡素化
  • 35%を超える区分の追加を検討
  • 個人事業主やパートナーシップなどのパススルー企業に対する税率を25%
  • 米企業の95%がパススルー企業といわれているが、現状はこれらの企業に最高税率39.6%が課税

 

このようになり20%の法人税減税は実現できれば、かなりアグレッシブな減税案です

こちらも好感されドル、株価をサポートしました

 

しかし欧州時間に入ると米長期金利もやや低下し

ユーロドルは1.17台前半から反発、ドル円も112円台後半に下落しています

今日は米GDP、新規失業保険申請件数などの発表が注目されます

 

政治が混乱する国の通貨は売られます

  

 

週末はニュージーランド、フランス、ドイツの選挙が行われました。

フランスは上院の選挙でしたが、ニュージーランド、ドイツは総選挙でした。

 

左の表はニュージーランドの選挙結果

National 国民党 イングリッシュ首相率いる与党は58議席獲得で第1党

Labour 労働党  35→45議席に躍進

NZ first   ニュージーランドファースト 9議席

Green 緑の党  7議席

 

120議席のうち過半数を獲得した党はなく、国民党はNAファーストと連立を探りますが、

NAファーストは移民排斥、TPP反対で、イングリッシュ首相はTPP早期締結で、

乳製品の輸出拡大を目指しており、連立がすんなり結ばれるかどうか不透明感があります。

労働党と緑の党は連立を探っていますが、これにNAファーストが組めば、

9年ぶりの政権交代もあり、行方は混沌としています

 

右の表はドイツの総選挙結果

CDU/CSU キリスト教民主・社会同盟 33% 246議席

SPD 社会民主党 20.5% 153議席

AfD   ドイツのための選択肢 12.6% 94議席

FDP 自由民主党 10.7% 80議席

Left 左派党 9.2% 69議席

Greens 緑の党 8.9% 67議席

 

メルケル首相率いるCDU/CSUは246議席で第1党となり、

メルケル首相は4選を果たしました

しかし前回の得票数から大幅に得票数を減らし1949年以来の数字

 

第2党のSPDも153議席と歴史的大敗で連立を解消しました。

AfDは移民排斥などを訴える右派政党で、ナチへの拒否感が強いドイツで

戦後初めて議席を多数獲得したことには衝撃を持って迎えられました

 

メルケル首相はFDPと緑の党との連立を探りますが、こちらも不透明感が

漂います

 

ニュージーランド、ドイツの国政選挙は、いずれも移民排斥を訴える

右派政党が支持を伸ばし、既存の2大政党が支持を失うという共通点があります。

 

昨年の米国や今年の英国の選挙も含め、グローバル化に反旗を翻す

自国ファーストの政党が支持を集める傾向が世界の潮流になっています。

 

そんな中で日本の都民、国民ファーストも台風の目になりそうです

 

そしてニュージーランド、ドイツともに政治が混乱する国の通貨は売られる

という教科書どおりの動きになっています。

 

 

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FOMCでドル買いでした

 

 

 

 

昨晩のFOMCはドル買いを加速させました

 

予想通り金融政策は据え置きで、バランスシートの縮小を10月から開始

FOMCのアナリストによる経済予測では(一番上の表)6月の予測から

GDPは上方修正 (2017年2.2→2.4%、2018年2.1%変わらず、2019年1.9→2%)

失業率は下方修正(2017年4.3%変わらず、2018、2019年4.2→4.1%)

PCEは下方修正(2017年1.6%変わらず、2018年2→1.9%、2019年2%変わらず)

コアPCEは下方修正(2017年1.7→1.5%、2018年2→1.9%、2019年2%変わらず)

 

インフレ見通しを下方修正したのですが、2番目のドットチャートでは

1.25~1.5%に11人のメンバーが予想しており、12月の利上げ期待が高まりました。

 

3番目のFEDWATCHでは12月の利上げ織り込み度が73%に高まりました

 

これでドル買い加速で、ドル円はレジスタンスになっていた112円を上抜け

112はサポートになりそうですが113円も一気に行く感じでもありません

 

日経平均も20500が一旦遠のいて感じ

 

ちょっともみあいでしょうか
 

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米指標は強いのですがドル円上昇一服

 

 

 

米国指標はまちまちでしたが、ドルはやや下落しています

表は米国の8月住宅建設許可件数(左)は130万件

予想の122万件、前回の123万件を上回りました

8月住宅着工件数(右)118万件 予相補117.4万件 前回119万件

第2四半期米経常収支は1231億ドルの赤字と

予想の1105億ドル、前期の1135億ドルを上回り2008年以来の数字となりました。

8月米輸入物価は前月比0.6%と予想の0.4%、前回の-0.1%を上回りました

前年比は2.1%と予想の2.2%を下回り、前回の1.2%を上回りました。

 

総じて強い数字でしたがドルは下落でした。

チャートはドル円の1時間足です

デイリーピボットのレジスタンス1 111.70、 レジスタンス2 111.94

このあたりがレジスタンスになっています。やはり112円は一気には抜けない感じです

デイリーピボットの111.34あたりが維持されて、その付近で推移しています

ここを抜けてしますとデイリーピボットのサポート1の111.10付近が次ぎのターゲットでしょう

 

 

結局リスクオンでした

 

 

 

こんにちはYEN蔵です

昨晩は米雇用統計に皆さんどきどきしたことでしょう

私もどきどきしました
結構日本株を持っていたので、雇用統計の発表直後はアチャーという感じでした

最初の表が雇用統計のまとめですが、

非農業部門雇用者数が15.6万人と予想の18万人を下回ったことや、

失業率が4.4%に上昇したこと

時間当たり賃金が前月比で0.1%しか上昇しなかったことで

 

マーケットは失望し一時ドル円は109.55付近に下落、

ユーロドルは1.1980付近まで上昇しドル売りになりました。

 

しかしその後に発表されたISM製造業指数が58.8と前月の56.3を上回り

2011年4月以来の高水準で予想の56.5も上回りました(2番目のグラフ)

またミシガン大学消費者信頼感指数確報値は96.8と7月の93.4から上昇

これも好材料でした

 

結局雇用統計は弱かったけど、ISMは強くて米国経済はまだ堅調ということで

ドルは買い戻されたのでしょう。

 

一方でいちばん下のFEDWATCHを見てください

次回利上げの織り込み度は来年6月でやっと過半数を超える程度で

2017年12月はおろか2018年3月でも低いままです

 

利上げが無いということで米国株は上昇したのでしょう。

ただ10年債利回りは前日の2.122%から2.1657%に上昇しています

 

日本も米国も4~6月期のGDPが強く、その経済の好調さがまだ継続しているようです

一方で米国の利上げ観測が遠のき、ECBもトーンダウンしています

この強い景気で低い金利は株高をサポートしている感じです

 

ただ米国ハリケーンの影響が今後足を引っ張るかもしれません

とりあえずうドル円は110円台回復で月曜の日本株は大丈夫そうですね

 

 

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