南アフリカ大統領の信任投票に注目

 

 

昨日、南アフリカ国民議会(下院)のムベテ議長は、本日行われるズマ大統領不信任投票を無記名で実施することを決めました。
 
長期政権のズマ大統領は汚職疑惑があり、野党だけでなく与党ANC(南アフリカ民族会議)の有力者からも辞任要求がでています。
 
下院である国民議会400議席の中で、ANCが249議席を占めています。
 

ズマ大統領は5月のANC幹部会で議論されましたが、党内で結束してズマ氏を支持することになりました。
 
そのために記名式の投票が行われた場合は、造反者が出る可能性が低くなるのではないと予想されていました。
 
6月の憲法裁判所の決定は下院議長が投票の形式を決めるとの判断を下し、そのような中でANCでズマ大統領に近いと思われていたムベテ議長の判断に注目が集まっていたのが昨日の決定でした。

 

しかしムベテ議長は昨日、本日行われる不信任投票に関して無記名で投票することを決定、
 
このためANCから造反者がでて、大統領が辞任に追い込まれる可能性が高り、そのことが南アフリカ買いが進むという皮肉なケースになっています。

 

議長の発表を受けてランドは堅調に推移した。ドルランドは13.38付近から13.1640付近まで下落しランド買いになり、
 
ランド円は8.171円付近から8.403円付近まで上昇しました。

 

南アフリカ10年債利回りは8.61%から8.54%付近に利回りが低下。

 

南アフリカ40指数は0.51%、FTSE南アフリカ指数は0.82%の上昇となりました。

 

ドルランドは7月27日の安値1ドル=12.8552ランドから8月5日の高値13.48ランドまで上昇した50%戻しが昨晩サポート。
 
この13.1640付近の50%戻しを下抜けした場合は38.2%戻しの13.09付近が次のターゲットになります。

 

ランド円は8月4日の安値8.16円付近から8.40円付近まで反発しました。
 
7月18日の高値8.733円から8.16円の61.8%戻しが8.375円付近となっており、昨晩このレベルを上抜けしたましが再び下回っています。

 

ランド円はこの8.375円をしっかり上抜けすれば、次のターゲットは50%戻しの8.445円付近、
 
38.2%戻しの8.51円付近がターゲットになるでしょう。
 
一方で8.4円付近がレジスタンスになると、8.265、8.16付近がサポートになりそうです。

 

本日信任投票の開始は東京時間の21時から予定されています

 
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