トルコリラの行方

usdtrl2015.6.9 trljpy2015.6.9

 

週末に行われたトルコの総選挙は、与党AKP(公正発展党)が第1党になりましたが

過半数を獲得できず政治不安からトルコリラの売りとなりました。

AKP (公正発展党) 親イスラム 中道右派 選挙前 311議席 56.55%→258議席 40.86%

CHP(共和人民党) 中道左派        選挙前 125議席 22.73%→132議席 24.96%

MHP(民族主義行動党) 右派        選挙前 52議席 9.45%→80議席 14.55%

HDP(国民民主主義党) クルド系左派   選挙前 29議席 5.27%→80議席 14.55%

 

AKPは政権発足医らはじめて過半数を割りこみました。

クルド系のHDPが躍進して議席配分をえられる10%を突破したことが一因でした

エルドアン大統領、ダウトール首相のAKPの政権運営が難しくなり再選挙の思惑が出てきたことで

ドルトルコリラは一時1ドル=2.81リラ、トルコリラ円は44.63付近まで下落しました

債券市場も下落、株式市場も下落で一時トリプル安となりました

AKP過半数を割ったことで、政治的な不安定は増しました。

しかしAKPが大勝利となり憲法改正に必要な3分の2を獲得した場合には

改憲と大統領権限の強化が行われ、エルドアン大統領の強権が強化されます。

その場合は中央銀行に対する圧力がまし、経済改革の遅れなどが起こる可能性がありました。

高いインフレ率と経常収支が赤字国であるトルコは、ある程度の通貨の下落は避けられず

その意味では今回のリラ安は経済状況からはある程度常識的な範囲内での調整ともいえます

AKPが過半数を取れなかったことで政治が不安定化しますが、その分中央銀行への圧力が軽減し

トルコ中銀は通貨防衛に必要な措置などをとるフリーハンド獲得しました

また経済の改革の必要性も周知され、それらが良い方向に向かう可能性もあります

 

ドル売りの流れを受けて、ドルトルコリラは1ドル=2.7040付近までドル安トルコ高となり

トルコリラ円も45.71付近まで上昇しています

米雇用統計を受けて126円トライでしょう

米雇用統計2015.6.5

米雇用統計2、2015.6.5

 

usdjpy15m 2015.6.5

雇用統計お疲れでした。まだトレード中かもしれませんね。

さて米雇用統計は予想を上回る強い数字でした

ロイターからの結果を貼り付けています

まずNFPは予想の23.6→28万人

4月分は22.3→22.1に下方修正でしたが、3月分は8.5→11.9万人に上方修正

これで3ヶ月平均は20.66万人となり20万人を上まりました

失業率は5.5%と5.4%から増加

しかしこれは労働人口が39.7万人増加と4月の16.6万人増加、3月の9.6万人減少から大幅増加した良い傾向です

U6(仕方なくパートタイマーで就業)失業率は10.8%と前月と変わらず

長期失業者数は250.2万人と4月の252.5万人から減少

 

時間当たり賃金は24.96ドルと4月の24.88ドル、0.1%増加から0.3%増加となりました

年率換算すると2.2%から2.3%に増加しました

 

総じて強い指標、労働人口の増加と賃金上昇は良い傾向です

 

米10年債利回りは2.39%と2.34%付近から上昇

現在ダウは24ドル安、一時80ドル超下落となりました

強い指標→利上げ前倒し→長期金利上昇→株下落となります

 

下のチャートはドル円の15分足

NYクローズの(点線)124.40の1シグマのレンジが125、2シグマが125.65付近

2シグマは止められましたが125円台前半がこれでサポートレベルになっています

株価の急落が無ければ125円前半をサポートして126円トライでしょう。

 

 

ユーロドルのショートカバー終了? ここからは雇用統計待ち

eurusd2015.6.4

ドイツ10年債利回り2015.6.4

 

とりあえずドイツ国債利回り上昇、ユーロドルの上昇は一服

10年債利回りは0.99%と1%手前で反転

ユーロドルも

5月27日の安値 1.0820起点の フィボナッチエクスパンション 1.618倍 1.1185 (昨晩の高値)

2.618倍 1.1375 本日高値

見事に止まりました

5月15日の高値1.1465~1.0820の 61.8%もどし 1.1220 現状サポートされている

50%もどしが1.1140 上昇前のもみあったレベル

38.2%もどし 1.1065 昨日1.1185に上昇後下落した押し目のレベル

 

今回はフィボナッチがよく効いていました

これでおそらく雇用統計前のショートカバーはほぼ終了

ここからは米雇用統計次第

明日は岡三オンライン証券さんでガチンコ雇用統計です

21時からスタートします

 

ユーロドルはショートカバーしましたがレジスタンスは?

eurusd2015.6.2

本日はややターニングポイントになった日でした。

日経平均は20543.19円と26.68円安となり連騰は12で止まってしまいました。

ここまで連騰記録は1960/12/21~1961/1/11 の14連騰

1988/2/10~1988/2/27の13連騰

そして1986/3/1~1986/3/15の12連騰と並びました

 

そしてドル円は125.04と125円のオプションバリアーを粉砕して125円台を示現しましたが、

125円台を維持できずに123円台後半に下落。

日経平均が12連騰で止まったこと、ドル円の125円台で反転したことが

どこかテンポラリーには達成感がでたのか、なんとなく本日のニューヨーク市場を予感する雰囲気でした

 

ユーロ圏の5月のCPIは前年比+0.3%となり予想の+0.2%を上回りました

またギリシャが1日に包括的改革案を債権団に提出、ギリシャ問題が進展

これらを受けてユーロドルはレジスタンスになっていた1.10をブレーク

4月の米製造業受注は前月比-0.4%と予想の-0.1%を下回り3月の+2.2%から減少しました

この数字を受けてドル売りが加速し1.1195付近、ドル円も124円割れに

 

チャートはユーロドルの時間足です

5月15日の高値1.1460~27日の安値1.0820の38.2%もどしが1.1060~70

下落すれるとすればこのあたりがから1.11がサポートレベルになるでしょう

50%もどしが1.1140付近

61.8%もどしが1.1220付近

22日の戻り高値が1.1210付近、

1.0820起点のフィボナッチエクスパンション1.618倍が1.1190付近となっています

 

1.1190~1.1230にかけてはポイントが目白押し

この1.1220~30を上抜けするであれば1.1320~30付近が次のターゲットになるのでしょう

1.1220~30が止まるのであれば1.08~1.12のレンジ

その場合はドル円も123.40~50付近がサポートされドル買いのチャンスになるのかもしれません