米国は、3月ケースシラーSP住宅価格指数が前年比+10.9%と2006年4月以来の高い伸び。
5月コンファレンスボード消費者信頼感指数が76.2と2008年2月以来の高水準。
この強い米国経済指標を受けてニューヨークダウは終値ベースで106.26ドル高の15409.39ドルと
終値ベースで最高値を更新。
メモリアルデー明けの米国株は強いというアノマリー通りになりました。
株高が続いていますが、世界的に債券利回りも上昇。
グラフは日(青)、米(黄緑)、赤(ドイツ)の10年国債利回り。
米10年国債利回りは2.167%とレジスタンスになっていた2%台前半を上抜けしつつあります。
この米国金利の上昇を受けてドル高に
2番目は日経平均先物のチャートですが、昨晩日経平均先物が上昇したこともドル円のサポート材料に。
米金利上昇、日本株上昇でドル円は上昇
日経平均が重く、5月24日の戻り高値102.50付近がドル円のレジスタンスになっています。
中長期的には金利の上昇に、株価が耐えられるか(日本も米国も)
経済が上向きで、徐々に金利上昇、株かもそれに伴えば株高、ドル円の上昇の流れは
継続するのでしょう。
ただ日本株の上昇には、まだ時間がかかる可能性もあり(今日の中小小型株の上昇を見ると
底値はつけて低位で安定してレンジになりつつあると思います)、短期的には102.50付近が重く
102を挟んだ展開になるのでしょう。
6月1日は投資LABさんで「ドル円を徹底マスター」の会場セミナーを行います
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お互いの知識と相場観を戦わせる、より面白いセミナーになると思います
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