日銀政策決定会合の結果 その2

昨日日銀は3つのことを決めました。

1、資産買入れ基金等の増額 

10兆円の予想に対し11兆円!! これは昨日詳しく書きましたが、ETFなどを5000億円増額させたことはややポジティブ。でも事前の15~20兆に膨らんだ期待から発表後は利食いの売りに

2、今まであった成長基盤支援の融資制度(成長基盤を強化するための資金供給、5.5兆円の枠に3.4兆円の残高)に新たな融資制度を導入。

金融機関の貸出増額をしえんするために、貸出増額分を全額、低利(現在なら0.1%)長期で資金供給、総額は無制限!!

過去1年で金融機関の貸出は15兆円増えていますから、このペースなら1年で15兆円ほどの供給となるか

3、日銀と政府がデフレ脱却に向けて デフレ脱却に向けた取り組みという文書を交わしました

前原、城島大臣はこれはアコード(政策協定)とは言っていませんが、明らかに日銀に誓約書的なものを書かせた格好に。

民主党政権もいつまで続くかわかりませんが、どうせ次の政権も日銀に圧力かけるでしょうから、この文章が日銀の行動を縛る(緩和方向に)可能性はあります。

ま~白川さんもCPIが1%になるまで続けるといっているので方向性はあっているのですが、今後この文章が日銀にとっては言い訳できないネタにされるでしょう。

だいたいこんな感じの結果になりましたが、1に関しては15~20兆円をはやしていた外人勢など短期筋がまずは利食い、円高、株安にもなりました。

ただ79円、102円もサポートされたので、レンジ内の動きだけど円安方向継続とみています。

ま~とりあえず80円、104円付近まで戻ってくれればと思っています。

2と3に関してはこれからマーケットが織り込んでいくでしょうから、頭の隅に入れといてください

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日銀の結果

日銀資産喜入基金10.30.2012

長かった

昨日も書いた日銀の資産買入れ基金等の残高ですが

結果は(赤丸のところに注目)

長期国債     34→39兆円

国庫短期証券  14.5→19.5兆円

CP等        2.1→2.2兆円

社債等       2.9→3.2兆円

ETF         1.6→2.1兆円

リート        0.12→0.13兆円

ということで10兆円の予想に11兆円の増額

ETFを少し頑張ったかなという程度でした

あとは15時45分の白川さんの記者会見で1%の物価目標のめどに対してのコミットメントをどこまでアピールできるかです

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日銀は何を買えば効果があるか

日銀資産買入れ基金残高10.29.2012

表は日銀の資産買い入れ等基金の残高の推移です。

量的緩和で日本銀行が資金供給をする代わりに買い入れている資産が何かということです。

現在日本銀行は資産買入れ等の基金(だいたいこの名称がわかりずらいですよね)の総額を80兆円として、ここまで資産買い入れる額を設定して、粛々と計画に沿って買っています。

9月末現在の残高は 61.7兆円

長期国債 18兆円

国庫短期証券 7.4兆円

コマーシャル・ペーパー 1.3兆円

社債 2.6兆円

ETF 1.3兆円

リート 969億円

共通担保資金供給オペ 30兆円

こんな感じになっていますが、けっきょきゅ長期国債の買い入れが中心です

日銀は2013年12月末までに80兆円までこの予定で資産を買い入れていきます

この資産買入れ基金の10兆円が織り込み済み

もし15~20兆円ならサプライズというのがマーケットの予想です。

同じお金を使うならETF(上限1.6兆円に対し1.3兆円)、リート(最近上昇していますが、上限1200億円に対し969億円)を買ったほうがマーケットにインパクトを与えると思うのですが。

あとはFRBのようにCPIが1%になるまで期限設定しないで(FRBは失業率が低下するまでですが)、月々いくらずつ(オープンエンド型)買うと宣言すれば効果がありそうです。

あとは外債購入。

可能性はないでしょうが外債購入か外債購入を検討するだけでも為替市場にはインパクトがありでしょう。

いずれにせよ明日の日銀政策決定会合でなにがでるか。

その後の市場の反応から、次は金曜日の米雇用統計に向かいどう動くかが今後のマーケットの方向を決めるでしょう。

サプライズがでて株高、円安になるか、予想通りで織り込み、調整になるか。

調整になったとき下値がサポート(79円台割れ付近、101円台後半)されれば、まだ中期的な円安トレンド継続とみています。

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人民元、韓国ウォンでの円安の行方は

ドル人民元10.27.2012

人民元円10.27.2012

ドルウォン10.27.2012

ウォン円10.27.2012

上からドル人民元、人民元円、ドルウォン、ウォン円のチャートです

ここのことろ人民元、ドルウォンでドル安人民元高、ドル安ウォン高。

対円でもドル円の上昇もあり、人民元高円安、ウォン高円安になっています。

これで日本の輸出も息を吹き返せるか?

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外国人の日本株買い

外国人売買動向10.26.2012

usdjpy10.26.2012

30日の日銀に向けて円売りが続いています。

さすがにユーロ円の104.50ブレークに失敗して、ユーロ円は下落していますが、それでも103円台はサポートされており、海外株の下落を考えると底堅い動きです。

表は日本株の外国人の売内動向。

東証発表の週間の投資主体別の売買動向で、週毎の外国人投資家の売買動向です。

単位は100万円

10月第3週の外国人投資家は1546億円の買い越しで前週の240億円売り越しから買いに転換。

やはり30日にの日銀に向けての日本株買いと予想できます。

外国人投資家の買い越しが1000億円を超えたのは4月第2週の1420億円以来。

1~3月にかけては2月14日の日銀のサプライズ緩和もあり、買い越しが続いていましたが、その後売り越しが目立っていたため、この買いの増加は久々の外国人の出動です。

ドル円も80円を割りますがすぐ戻るという円安の流れが続いています。

ま~30日の10兆円の緩和は織り込み済み。

15~20兆円のサプライズがあるのか。あるいは何らかの新しい手法があるのか(リートやETFの買い、時間軸への言及)

それがないにしても、30日以降も緩和期待を継続できるかがポイントでしょう。

株にしろ為替にしろ、これだけ盛り上がっている投資家の期待にこたえられるのか?

その場合は息の長い相場になる期待が出ますが、裏切られたときは怖いですね。

明日は13時から豊商事さんでライブセミナーを行います

この緩和の行方、その後のマーケットなどについてお話しします。

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豪州のCPI上昇で豪ドル上昇

豪CPI10.25.2012

豪CPI10.25.2012

audusd10.25.2012

audjpy0.25.2012

昨日のオーストラリアCPIは6月の1.2%から2%に上昇。RBAが注目するトリムCPIは2%から2.4%に上昇。

豪州のインフレ指標の上昇で豪ドル買いになりました。

炭素税の導入が影響していると思われますが、これの影響は正直よくわかりません。

エネルギー価格などの上昇には寄与していますが、0.2~0.5%ぐらいの影響ではないかとの説もあります。

チャートは豪州のCPI(青)とトリムCPI(赤)です。

2011年の3%台からはかなり落ちてますから、まだ利下げの余地はありますが、11月はこれでないのではないかと思います。

2番目のチャートはRBAの1960年代からのCPIの動き

現在のRBAのターゲットは1990年代からの2~3%付近ということで、現在このターゲット内で推移しています。

この数字を受けて豪ドル、豪ドル円は上昇。

豪ドルは1.01台がサポートしレジスタンスになっていた1.03台前半をブレーク、10月18日の高値1.0450付近をブレークできるかどうか。

豪ドル円も79~83のレンジがまだ継続中。

日経新聞に10兆円の緩和を検討の記事で、ドル円の80円をブレークして豪ドル円も83円台を回復。

79.~83.50が抜けられるかどうか。

10月25日20時からインヴァスト証券さんで【中央銀行の緩和を受けた今後のマーケット】というテーマでセミナーを行います。

9月から~10月にかけての各国中銀の金融緩和がようやく効果が出だしたのか、最近はややリスクオンの動きになっています。

この動きはQE2の時と似ています。QE2と比較しながら、この緩和の効果がどこまでドル安、ユーロ高、円安、株高になるのかどうか検証してみたいと思います。

まさにこれから来年にかけてのマーケットを占うのに良いテーマなのでご期待ください。

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米国株は大丈夫か

ダウ10.24.2012

eurjpy10.24.2012

昨日はムーディーズのスペイン5州の1~2段階の格下げで再びスペイン問題が再燃する中、欧州株の下落、ユーロドル、ユーロ円の下落になりました。

ニューヨークダウは243ドル下落の13102.53ドルで引けました。

先週火曜日の引け13551.78から449ドル下落、FOMCでQE3発動後の高値(クローズベース)13610.15ドルからは507ドル下落。

FOMC後の安値となり9月5日以来の安値になりました。

ダウの250ドルという急落の割にはドル円、ユーロ円の下落が緩やかです。

日経平均も、昨日は3.54円高、本日はさすがに59.95やすになりましたが、海外市場が急落している割には妙に底堅く不気味な動きです。

30日の日銀金融政策決定会合での緩和期待が大きいのでしょうが、どう考えても海外減速し企業業績も落ちる中での株価の下落は、ここまでの中央銀行の緩和→リスクオンのシナリオの変更を迫られるかもしれません。

ダウが13000ドルをサポートできるかどうか注目しています。

チャートはニューヨークダウとユーロ円の4時間足です。

ユーロ円は昨日の下落で104円台が重くなってしまいましたが、103円台前半がサポート、10月5日の高値102.65-70がサポートされています。

102.65-70は50%戻し(3月21日の高値111.42~7月24日の安値94.10)、この102.60~70付近がサポートできれば短期的な上昇トレンドア継続とみています。

しかし本日も米国株が下落するようなら、さすがにユーロ円、ドル円、日本株も下落のリスクが高まるのではとみています。

10月25日20時からインヴァスト証券さんで【中央銀行の緩和を受けた今後のマーケット】というテーマでセミナーを行います。

9月から~10月にかけての各国中銀の金融緩和がようやく効果が出だしたのか、最近はややリスクオンの動きになっています。

この動きはQE2の時と似ています。QE2と比較しながら、この緩和の効果がどこまでドル安、ユーロ高、円安、株高になるのかどうか検証してみたいと思います。

まさにこれから来年にかけてのマーケットを占うのに良いテーマなのでご期待ください。

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ブラックマンデー25周年、米国株は大幅下落

週間騰落率為替10.22.2012

週間騰落率株式10.22.2012

1987年10月19日の起こったブラックマンデーから25周年、米国株は大幅下落になりました。

この時ニューヨークダウは508ドル22.6%の大暴落でした。

チャートは先週の値動きです。

ドル円は日銀の30日の政策決定会合での緩和期待を受けて1.1%上昇、円安の流れでユーロ円も1.6%上昇、下落していたランド円も2.4%上昇で全般的に円安の流れ加速しました。

ただドル円も7連騰、ユーロ円も6連騰(金曜日は下落)なので、さすが急ピッチな上昇で、やや上値が重くなる動き。

ドル円はオプションバリアーも観測される79.50が2日連続でキャップ。

ユーロ円は104円のバリアーは粉砕しましたが、そこが高値で下落になりました。

上値が重くなったのは株式の下落。

2番目の表は株式の週間騰落率。

出遅れていた日本株は金曜日も上昇し、週間では日経平均が5.6%、TOPIXが5.1%上昇しました。

しかし欧州株は2~3%の上昇。

金曜日急落した米国株はダウが0.1%、SP500が0.3%とわずかな上昇に終わりました。

米国株はさすがにアップルは過熱感がありましたが、金曜日はアップル-3.6%、GE-3.4%、マクドナルド-4.5%とIT関連だけではなく幅広く下落しました。

決算発表がやや期待外れで、特に売上高が予想を下回るケースが増えてきました。

欧州、中国など世界経済の減速の影響が出ていた可能性が高い。

この米国株の下落を受けて本日の日経も下落しましたが、後場に入り下落幅を縮小してきています。

世界的株価の下落がクロス円の下落を加速させ、先週までの流れが変化するのかどうか、本日の海外時間が待たれます。

株価下落が続くようだとユーロ円の下落、ユーロの下落と思われますが、どうもドル円が79円付近が堅調、しかしユーロ円103円後半が重い展開。結果はユーロドルの下落になるのか。

10月25日20時からインヴァスト証券さんで【中央銀行の緩和を受けた今後のマーケット】というテーマでセミナーを行います。

9月から~10月にかけての各国中銀の金融緩和がようやく効果が出だしたのか、最近はややリスクオンの動きになっています。

この動きはQE2の時と似ています。QE2と比較しながら、この緩和の効果がどこまでドル安、ユーロ高、円安、株高になるのかどうか検証してみたいと思います。

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外債投資のポイント ブラジル編

外債投資1 10.20.2012

外債投資2 10.20.2012

外債投資5 10.20.2012

外債投資410.20..2012

外債投資3 10.20.2012

外債投資6 10.20.2012

外債投資7 10.20.2012

本日外債投資セミナーで使った資料です

ブラジルの外債投資を考えるうえで、ブラジルの現状を分析しました

1番目に外債投資の注意点

2番目がブラジルのGDP

リーマンショック後の8%台という高成長は減速、しかしこれは経済減速→債券価格の上昇でブラジル国債の価格はかなり上昇しました

来年以降は4%台の経済成長に戻る予定です

3番目がブラジルのインフレ率

ブラジル中銀のインフレターゲットは4.5% 現在5.35% ややインフレですが想定内

4番目が国の債務の対GDP比

着実の低下しています

5番目がブラジルの貿易収支

輸出、輸入ともに拡大(2000年代前半の5倍)貿易黒字が2002年以降定着

6番目が海外投資家の資金流入

2010年以降はは株式投資が拡大、流入傾向は継続

7番目が外貨準備

貿易黒字を背景に2000年代前半の10倍に、これが大きいと通貨の安定に寄与

このようにブラジルの投資環境は悪くはありません

10月25日20時からインヴァスト証券さんで【中央銀行の緩和を受けた今後のマーケット】というテーマでセミナーを行います。

9月から~10月にかけての各国中銀の金融緩和がようやく効果が出だしたのか、最近はややリスクオンの動きになっています。

この動きはQE2の時と似ています。QE2と比較しながら、この緩和の効果がどこまでドル安、ユーロ高、円安、株高になるのかどうか検証してみたいと思います。

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ユーロ円は高値を更新しましたがやや調整

変動率10.19.2012

ドルインデックス10.19.2012

昨日の変動率とドルインデックスの動きです

昨日10月フィラデルフィア連銀指数は5.7と9月の-1.9、予想の1を上回り5か月連続のマイナス圏からプラス圏に回復しました(フィリーの数字は0が分岐点)

この数字を受けてドル円は79.47、ユーロ円も104のオプションバリアーを粉砕し104円前半まで上昇しました。

さすがにそのレベルは利食いの売りに押され、米国IT株の下落もあり、ドル円、ユーロ円ともに下落しユーロ円は103.30割れまで下落しました。

昨日の騰落率を見ると、ドル円は0.4%上昇しましたが、ユーロドルは0.4%下落、したためにユーロ円は行って来い。ポンドは0.6%下落とドル買いが目立ちました。

ユーロの上昇というかドル売りがやや調整に入った感があります。

下のチャートはドルインデックスです

80付近がレジスタンスになり下落していましたが、79割れがサポートされやや回復。

ドルインデックスは、やはり78.50~79が重要なサポートレベルになっています。

ここが抜けるということは、ユーロドルが1.34~1.35まで上昇するときになるのではないかと思っています。

ドル円は79円がしっかりサポートされていますし、ユーロ円も103円台前半がサポート、

本日は週末に向けて調整、小動きとみているのですが。

10月20日14時から投資LABさん、 「はじめての外国債券投資」というテーマでお話しします。

今回の債券利回りと為替の関係、先進国債券と新興国の債券投資のポイントなどについてお話しします。

ブラジルの面白い資料が見つかったので、ブラジルについても時間を取りながら、外国債券投資を基本からお話しします。

外債や新興国にご興味のある方は是非どうぞお越しください。

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