株式は日本買い、為替は日本売り

jpy index3.30.2011

円安が進んでいます。

ドル円は83円付近まで上昇、ユーロ円も116円を完全に抜け117円付近まで上昇しています。

昨日は年度末のスポット末日。為替の決済は2営業日後ですから3月31日の年度末の決済ならスポット末は29日です。

スポ末に絡んだ円売りのフローがでていたのかもしれません。

東北地方をはじめ生産が落ち込む中、日本の輸出は恐らく低下するでしょう。また原油価格の上昇、原発以外の発電所の稼動から資源の輸入のためのドル買いは通常通りかそれ以上になりそうなので、これから日本の貿易黒字の縮小、あるいはもしかしたら一時的な赤字も考えられます。

そのような場合、今までのように輸出のドル売りがでるかどうかはわかりません。

一方、本日の日経平均は+248.71で9708.79で引けました。

震災後の高値を更新して大きく反発しています。

株式市場は日本買い、為替は日本売りと異なる反応となりました。

円安の進行で株高というようにも考えられますが。

チャートは円インデックスです。

76.25をつけた付近の128.79まで上昇した後に121付近まで下落しています。

119.50~120付近が直近のサポートです。

ドル円だと83.50~60付近がこのレベルにあたりそうです。

明日は年度末なので9:55の仲値、ロンドン8時のフィキシング、ロンドン16時のフィキシングなど特殊なフローがでそうです。

円売りの流れが続くのかどうか注目しています。

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ポンドオージーの売り

gbpaud monthly 3.29.2011

gbpaud horly 3.29.2011

昨日はポンドが1.5940付近まで下落、豪ドルは1.03台前半まで上昇し高値を更新しました。

結果としてポンドオージが下落しました。

昨日ポンドオージーは1.56台から1.55付近まで下落、その後1.5620付近まで反発しています。

ポンドが売られた原因としては、英紙ガーディアンのインタビューでボーゼンBOE政策委員が2012年にはインフレ率は1.5%に低下するとの見解を示したことです。これでポンドはアジア時間から下落。

またポンドオージーが下落したのは、英系銀行が豪州系銀行を買収するという噂。

クイーンズランド州の洪水の再保険の支払のためのポンド売り豪ドル買いがでたといわれています。

ポンドオージーは3月17日の高値1.6480付近から昨日の1.55まで下げ続けています。

月足チャートで見てもリーマンショック後の2.68から下落トレンドがずーと続いていて、今年1月3日に1.5137の安値をつけた後は1.64まで反発して、そこから再び下落しています。

リーマンショック直後の豪ドル安から、豪ドルがじょじょに回復してきた様子がわかります。

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ケーブルの重要サポート

ケーブル3.28.2011

英中銀MPC(金融政策委員会)委員のボーゼン氏は、英紙ガーディアンとのインタビューで2012年中ごろにはインフレ率が1.5%に下落と述べました。

これを受けてアジア時間からポンドは下落、2月11日の安値1.5960付近まで下落しました。

このレベルは3月22日の高値1.64からのフィボナッチ・エクスパンション1.618倍が1.5970付近でもあり、重要なサポートで反発しています。

ここを抜けると1.6~1.64のレンジが1.56~1.6のレンジにシフトする可能性が高いので注目しています。

福島原発事故がドイツの政治を揺さぶる

ユーロドル3.28.2011

ユーロドルがシドニーでギャップをあけてオープンし1.4020付近まで下落した後は反発しています。

ドイツのバーデン・ビュルンテンベルグ州でメルケル首相が率いるCDU与党連合の敗北が濃厚となったことがユーロ売りとなりました。

もともと保守的なこの州で、福島原発のの事故を受け、ドイツでは25万人規模の反原発デモが起こりました。

反原発を掲げた緑の党とSPD(社会民主党)の得票が47%を上回る見込みで、この州で始めての州首相を輩出する見込みになりました。

この州では60年にわたりCDU(キリスト教民主同盟)が敗北となりました。

福島原発の問題が遠いドイツで反原発の動きを加速させ、ドイツの政権与党を揺さぶっています。

ただこの問題の影響もありますが、今回欧州の信用問題が再燃しています。

今回見送りになりましたがEFSF(欧州金融安定ファイシリティ)の強化を6月までに決定する予定で、ドイツ国民としては税金を他国の救済にあてる現在のスキームに対する反対意見もあるのではないでしょうか。

ユーロドルは1.4が重要なサポートになっていて、現在1.4を上回っています。

ここがサポートできれば1.4~1.43のレンジ、完全に抜ければ1.37~1.38までの下落をみています。

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円高の原因は本当にリパトリか?

財務省が発表する「対外及び対内証券売買契約等の状況」という統計があります。

週間ベースで日本の投資家の海外投資、海外投資家の日本株、債券への投資額をまとめた統計です。

今朝発表された3月13日~19日分の資料によると

日本から海外の投資

株式   1017億円の売りこし

中長期債 3881億円の買い越し

ネット  2905億円の買い越し

海外から日本への投資

株式  8910億円の買い越し

中長期  1904億円の買い越し

短期債  8955億円の売りこし

ネット  1860億円の買い越し

円高の理由として日本の機関投資家、特に保険会社の保険金支払に備えたリパトリの思惑がありましたが、この統計によると日本人投資家は海外債券を買っており、ネットでは2905億円海外債券を買っているので、海外の資産を処分してのリパトリはあまり発生していないことがわかります。

一方、海外投資家の日本株の買いは8910億円と週間では過去最高になりました。

この海外投資家の日本株外が円高にの原因になった可能性もありますが、短期の債券を8955億円売却していますので、債券をを売った資金を株式購入に振り分けている可能性もあります。

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ユーロ下落の原因

ユーロドル3.24.2011 ペイント

欧州の信用問題が再燃しています。

24~25日に開催されるEU首脳会議で予定されていた、EFSF(欧州金融安定化ファイシリティ)で貸出可能額を2500億ユーロから4400億ユーロに引き上げる計画を6月末に先送りしたことがユーロにとって悪材料となりました。

またポルトガル議会が緊縮財政政策を否決したことで、ソクラテス首相が辞表を提出、ポルトガル国債が売られユーロドルは1.41割れまで下落しました。

ソクラテス首相は、政府の統治条件がすべて失われたと発言、しかしポルトガルまだ支援を要請していません。

ポルトガルは4月と6月に大規模な国債償還を控えているために、現在の7.77%という10年債の利回り水準ではEU/IMFに支援を求める可能性が高いと見られています。

チャートはユーロドルの日足です。

昨年11月4日の高値1.4280付近はブレークできず1.40台まで下落しています。

3月7日の高値1.4030付近、1.40台前半が次のサポートレベルになり、そこを抜けてしまうともう一段の下落がありそうです。

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協調介入の本気度

G7の緊急会合で過度な円高阻止のための協調が合意され、本日朝から実際に日銀が実弾を投入して介入しています。

G7の協調介入は久々でドル安阻止のための協調はあっても、過去に円高阻止のためという協調介入はなかったような気がします。

ですから今回の介入もドル円でのドル買い円売りで行われます。

かつてはドル安阻止ですから、ドル買いマルク売りとかそれぞれの自国通貨売りドル買いなどです。

協調介入のメリットとしては、24時間マーケットをカバーできる、G7が円高を阻止したいというメッセージを市場に広めるという2点があります。

日銀も海外市場で、海外の邦銀や東京の銀行を通じて介入できますが、やはり他国のマザーマーケットで介入というのは遠慮もあり、一応お伺いをたてるのがお約束みたいなところもあります。

それがどうどうと介入できるところは協調行動のメリットです。

また委託介入とうののがあり、日銀が各国中銀に日銀の勘定で介入を委託することをそのように呼びます。

委託介入でもメッセージ効果はありますが、もし各国中銀が手持ちの円の外貨準備を使って円売り介入をする自己勘定であれば、より本気度があがります。

昨日76円台まで突っ込んで目先のストップ、オプションバリアー、ノックアウト系を全部執行してしまっただけに、今回の介入はタイミング的には良いかもしれません。

80円サポートが心理的にも全体条件、下落前の高値83.30付近、昨年の介入後の戻り高値84.50~60が超えられるかどうか、超えられなければレンジという予想でいます。

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地震に立ち向かう日本人へ

日銀の強力な資金供給で取り付け騒ぎは起こらない!

みなさんご無事ですか。被害にあわれた方、今も頑張っている方々のために私ができることは余りありませんが、自分の専門を生かして少しでも貢献したいと思います。

この災害は不幸中の幸いというか東京が無事なので、月曜日の金融マーケット正常どおり開かれるでしょうがショックが来ることは避けられないでしょう。私たちはそのショックに耐えなければなりません。

こういう場合は現金が必要なので、みんなが現金の調達に走ります。たぶん個人ならば現金を下ろしに行くでしょう。金融機関もキャッシュの確保のために短期金融市場で資金調達に走ります。これがわかっているために日本銀行はオペレーションで強力な資金供給を行いますから、その意味では落ち着いて大丈夫です。

被災地での資金の出し入れ(ATM等)などは機能しないところもあるでしょうが、それ以外の地域では問題はないでしょうから必要以上に資金を引き出しとかの行動にはでないように落ち着きましょう。

当面は株安・円高が濃厚も政府の支援に期待

金曜日のマーケットでは、「日本の金融機関が資金を必要とするためにリパトリになるので、外債などを売るために円買いになる」という思惑から、ドル円、クロス円が円高方向に向かいました。

恐らく週明けからも株安、円高がしばらく続くことになるでしょう。そうなって欲しくはないですし不安を煽りたくもないですが、覚悟はしておいたほうがいいと思います。

ただ政府は落ち着けば緊急経済対策を数兆円規模で行い、日銀は無制限の資金供給で経済を落ち着けるはずです。無制限供給がびっくりするような規模で、それにともない急激な円高に対しては介入をセットしてくれればなお良いのですが......。この状況では、もし急激な円高になれば介入も許されると思います。

FX口座、株口座などの分散

もうひとつ、為替にしろ、株にしろ、輪番停電の噂もでていますし、取引環境の確保は重要です。停電は仕方ありませんが、業者の分散と、もし取引をしない余分な資金を口座に入れているのなら、一部出金して手元に置く、別の口座に移動するなどの対策は最低限必要です。

寄付、ボランティア、自分たちのできることで貢献を

日本は底力があるから絶対復活できます。被災地の方々が速く普通の生活に戻れるように祈っています。被災していない私は頑張って復興に貢献したいと思います。ボランティア、寄付など、それぞれの仕事を通して――。FXで儲ければ寄付してもいいでしょう。私もできることをおこないたいと思います。

被災地でない我々の住む地域でできることは多くないかもしれません。

節電等に心がけ、我々の仕事を通じて日本の復興に貢献しましょう。

トレードに感情を挟むのは禁物です。頭はクールに心は熱く。

この記事は「マネ得最新情報」に寄稿したものを一部手直ししたものです。

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RBNZ利下げ

ニュージーランド3.10.2011

RBNZ(ニュージーランド準備銀行)は政策金利を0.5%引き下げ2.5%にしました。

地震による一時的な引き下げで、継続的な利下げサイクルというのではないのですが、予想の上限の大幅な利下げはメッセージ的には十分なものでした。

ニュージーランドのGDPは前期比で0.5%、0.2%、-0.2%、前年比で1.9%、1.9%、1.5%と第3四半期は減速しています。

一方消費者物価指数は前期比0.4%、0.3%、1.1%、2.3%、前年比は2%、1.85、1.5%、4%と第4四半期で急上昇しています。

CPI上昇の中で利下げはある意味リスクを伴いますが、RBNZは景気重視にウェイトをおいたようです。

チャートはニュージーランドドルの日足です。

11月4日の高値0.7973から下落傾向が続いていますが、昨年5月25日の安値0.656~0.7973の50%戻しは0.7265.

昨年12月16日の安値が0.7342.

0.7250~0.7350のゾーンが重要なレジスタンスになっています。

ここがサポートできれば0.73~0.78のレンジに戻る可能性がありますが、抜けてしまうと61.8%戻しの0.7100、昨年8月25日の安値0.6945あたりが次のターゲットになりそうです。

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米国がドル買いに結びつく法案を検討

ドルインデック3.09.2011

今週はユーロドルは1.39台まで下落、ドル円も82円台後半まで上昇し全般的にドル買戻しの流れになっています。

本日の日経新聞の海外面(7面)では「海外利益の還流、米が減税検討」という記事がでています。

米企業が海外で稼いだ利益で海外にあるものを、米国に戻す場合に税制上の優遇措置を設けるものです。

これは2000年代前半に1年限りで行われたHIA(Homeland Investment Act,本国投資法)の第2弾になります。

このときもドルは上昇しました。

この法案が通るとしてもまだ先ですが、仮に法案が通るとドル買い、海外に利益を大量に保留している企業の利益の上昇などが考えられます。

チャートはドルインデックスの日足です。

月曜日に76.12まで下落後76.80まで上昇しました。

昨年11月の安値75.63が直近の重要サポートになっています。

本日は19時からYMTVでネットセミナーをやります。

お時間あれば。

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