中国人民元と上海総合指数の行方

人民元12.31.2010

上海総合12.31.2010

2010年も最後となりました。1年間お付き合いいただきありがとうございました。

2010年は中国の存在感が増しましたが、来年もこの傾向は続くと思います。

輸出を通じて世界経済にビルトインされた中国は、金融の面でもますます世界の影響力を行使し、無視できない存在になっています。

注目点は中国人民銀行の利上げと人民元の切り上げでしょう。

上のチャートは人民元の基準値の推移です。

基準値というの中国時間9時15分に発表される仲値のようなもので、上海が以下取引センターが発表します。

基準値から上下0.5%が人民元の1日の変動範囲です。

当然当局の意向も反映されます。

今年5月からは人民元高が続き、本日の基準値は6.6227と人民元の最高値になっています。

インフレの進行で人民元安を放置できなくなってきたこと、来月の胡錦濤国家主席の訪米に合わせた人民元高演出とみれなくもありません。

人民元ももう後戻りができないので、この傾向は継続するでしょう。

その場合、ドル円も引きずられて円高になるのかどうか

したのチャートは上海総合株価指数です。

リーマンショック後の戻り高値3500付近、その後の高値3200~3300が再びキャップされて下落してきています。

10月に上方ブレークした2700付近が当面サポートされていますが、人民銀行の利上げが続いた場合の株価の行方も気になります。

その場合7月5日の終値レベル2363付近がポイントになりそうです。

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ユーロ円急落

ユーロ円12.29.2010

昨日はドル買い、円買いの相場になりました。

欧州時間はドル売りでユーロドルも1.32台まで反発しましたが、ニューヨーク市場では米国債が売られ彫金金利が上昇したために、ドル買いになりました。

しかし欧州時間からドル円は売られ、クロス円も売られて円は終日、強い展開に。

ドルスイスも史上最安値を更新、円とスイスという低金利通貨が買われて、株価が落ちているわけではありませんが円買いとなりました。

資源高の流れで豪ドルは相変わらず堅調で、豪ドル円とキウィ円とオセアニア通貨は堅調でした。

チャートユーロ円の4時間足です。

11月30日の安値108.32から112.18までの反発でサポートされたところは、今回の下げでもサポートなり、そこを抜けるとレジスタンスになるとわりと有効に機能しました。(黄色のライン)

一概にドルの上下、クロス円の上下という相場でなくオセアニアは強い、ユーロ、英国の欧州は弱い、スイスと日本は強いという、ドルは中立(ドルインデックスは80付近)という感じでなかなか難しい相場が続きそうです。

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中国株価下落とドル売り

上海総合12.28.2010

ユーロドル12.28.2010

上のチャートは上海総合の株価1週間、下はユーロドルの4時間足です。

さすがに中国の利上げで、昨日は2%、今日も1.3%下落しています。

中国株下落と、中国人民銀行の人民元高容認で円高という要素もありますが、どちらかというとドル安の流れ。

昨日の2年債の入札で米国債の利回りは低下したこともドル売り要因に。

ユーロドルは1.32台中盤を抜けると次は17日の高値1.3360付近がポイントに。

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中国利上げと人民元の関係

豪ドル12.27.2010

週末のPBOC(中国人民銀行)の0.25%の預金金利、貸出金利の利上げを受け、豪ドルが一時下落しました。

豪州にとって中国は最大の貿易相手国。中国の利上げ→経済減速から豪ドル売りという連想でしたがあっさり反発し、窓埋め達成。

ここから上値をトライするかどうか。

中国の利上げが続いていますが、人民元が固定化されている状況では利上げ効果も半減してしまいます。

温家宝首相は中国政府は利上げにより不動産投機抑制に努めると述べており、やはり不動産価格の上昇と先月のCPIの5.1%の上昇、特に食料品の11%の上昇は中国政府が是非抑えたいところでしょう。

来月の胡錦濤国家主席の訪米に向け、人民元の上昇圧力が高まるでしょう。それ以前に中国政府としても人民元をある程度人民元高に持っていかないと物価上昇を押さえられないので自分で自分の首を絞めてしまいます。

また人民元安を維持するためにPBOC(中国人民銀行)が介入をすればするほど、支柱に人民元がばら撒かれて、過剰流動性となり不動産価格や物価を押し上げてしまいます。

人民元の基準値は12月20日の6.6623から本日は6.6305と人民高方向なので、中国政府も小幅人民元高を容認しているようです。

中国の利上げの株価、豪ドルに対する影響、人民元高の株価、豪ドル、円に対する影響も注目材料になりそうです。

まだ先ですが1月27日20時からインヴァスト証券さんで「2011年前半のマーケットを占う」という題でセミナーを行います。

中国問題も注目いけないかもしれません。

お時間があれば。

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中国、金利引上げ

中国CPI12.12.2010

中国預金貸出金利12.26.2010

中国預金準備率12.27.2010

昨日、中国人民銀行が1年物預金金利と貸出金利を25ベーシスポイント引上げ、預金金利2.75%、貸出金利5.81%にすると発表しました。

金利引上げは10月に続き2度目で、2008年12月23日に金利をそれぞれ2.25%、5.31%に引き下げてから緩和策から中立に戻している傾向が続いています。

チャートはは上から中国のCPI(消費者物価指数)、中国の預金、貸出金利、中国の預金準備率です。

中国のCPIは11月5.1%と政府目標の3%を上回っています。特にCPIの3割を占める食品価格が11.7%と大きく上昇し中国人民銀行としては放置できないレベルに達しています。

また中国の10月の貿易統計は229億ドルの黒字になり、ドルの流入は中国の過剰流動性を増加させ物価上昇の原因となっています。

中国の預金準備率は現在6大銀行(中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、交通銀行、上海浦東発展銀行)が19%、その他が18.5%になっています。

こちらは2010年1月12日に引上げを開始し、今年に入り大手行は7回、その他は6回の引上げになっています。

準備率の引上げで過剰流動性を押さえ込む努力をしていましたが、ここにきて10月、12月と2回金利の引上げも行い中国人民銀行の危機感が伝わってきます。

リーマンショック以前の金利水準まではまだ1.4%ほどあり、準備率引上げ、金利引上げはまだ続きそうです。

中国の金利引上げが株価、円に対して影響(もちろん株価の下落、円高への影響)をどれだけ与えるか、あるいは世界に過剰流動性があふれているために株価にはあまり影響を与えないのか、来年は中国の金融政策も注目材料になりそうです。

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余ったドルは何処向かうか?

SP500 12.25.2010

DAX 12.25.2010

日経 12.25.2010

チャートは日米独の代表的な株価指数です。

上からSP500, DAX, 日経225 の週足をリーマンショック前の2008年初めからの動きです。

SP500は2009年666.79の安値をつけた後反発、11月のQE2以降は1175付近から1256.77(金曜終値)まで上昇しています。

バーナンキの意図どおりQE2で資金は株などの資産に向かっています。債券→株や不動産という流れで資金が動いている。

SP500はリーマンショック直前のレベルまで回復しています。

2007年のサブプライムショック前の最高値は1500台です。

2番目のチャートはドイツのダックス指数です。

こちらも好調な輸出がGDPを押し上げ7000台を回復、リーマンショックの急落以前のレベルに上昇しています。

こちらは2007年のサブプライムショック前のレベルは8000台。

3番目のチャートは日経225です。

こちらも最近上昇し10000円台を回復しましたが、米独の株価の反発に比べると出遅れています。

円高が足をひっぱた分もあるかもしれませんが、円高一服後も戻りは弱くリーマンショック後の高値11408も遠く、リーマンショック前の14000はかなり遠い位置にあります。

来年も余った資金が株式市場や商品市場に流れ込む流れは続くと思うます。

そのとき為替は余ったドルが売られるのか、あるいうは欧州信用問題でユーロが売られてしまうのか綱引きが続きそうです。

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スイスは資金の中継点

ユーロスイス12.24.2010

ここのところ動いてるのは、スイスとユーロクロスぐらいです。

ユーロスイスは、史上最安値を更新し1.2437付近まで下落、その後1.2640付近までは反発しましたが1.2550付近で推移。

1.2650付近は20日に一時サポートしたレベル、しっかり止められました。

チャートはユーロスイスの週足。

2007年10月のの高値1.6827からのフィボナッチ・エクスパンション2.618倍が1.2430、今回の下げぴたりと止まっています。

1.618倍も1.3950付近と、今年5月までのサポート、その後のレジスタンスと有効に機能しています。

ユーロスイスは高値から26%ほど下落したことになります。

ここのところのスイスの上昇は、資金がユーロ圏からスイスに移動している様子が分かります。

12月という時期的なものなのか、ユーロ圏に投資されていた資金が一時スイスに待機し再び新たな投資先に向かうのか、来年以降の動きが気になるところです。

中東の資金などは、スイスやロンドンを経由して投資先に向かうケースもあるので、スイスは資金の中継点としてやはり、まだまだ健在のようです。

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スイス高から円高へ

ユーロ円12.23.2010

ドル円が83円台中盤を抜けストップ的な売りで下落、クロス円も安値を更新しました。

ただ豪ドル円などは底値から反発、相変わらずばらばらな動きに。

ユーロスイスは1.2437の安値をつけた後は1.2490まで反発。

ポンドスイスも1.4620の安値をつけた後1.4680まで反発。

スイス高から円高にシフトしつつあるのか微妙なレベルに。

チャートはユーロ円の日足ですが、昨日の安値109.20付近をブレークしてストップ的に下落108.90をつけて109円台を回復しています。

日足としては本日陰線がでると7日連続下落、11月30日の安値108.32付近が次のターゲットに。

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豪ドルは史上最高値

ユーロオージー12.22.2010

2010

オージー円 12.22.2010

昨日まではスイスフラン高に関して書きましたが、今日は豪ドルです。

最近は単純にドル買いドル売り、ユーロ買いユーロ売りの単純な相場ではなく、それぞれの通貨が単独に動いています。

その中で強い通貨がスイスフランと豪ドルです。

豪ドルも資源高の影響や、ドルもユーロも買えないという避難先的な流れで買われている要素もあるかと思います。

チャートは上からユーロオージ、オージーキウィ、豪ドル円のチャートです。

ユーロオージーはリーマンショックまでは1.54~1.74のレンジで動きも少ない通貨でしたが、リーマンショックで2.1145までユーロ高が進んだ後は2年間下げ続けて1.3105と史上最安値をつけました。(豪ドルの高値)

オージーキウィもリーマンショックで1.06まで下落した後はオージーが上昇

1.20~1.32のレンジで推移していましたが、いつもとめられていた1.3230付近をブレークして1.3440まで上昇し豪ドルが高値を更新しています。

一番下のチャートは豪ドル円です。

豪ドル円もここのところ80~83のレンジでしたが、レジスタンスだった83円をブレークして71円台まで下落した後の高値を更新しています。

5月21日の安値71.88からのフィボナッチ・エクスパンション1.27倍は84.15付近が直近のターゲットかなと思っています。

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スイスフランの歴史

ユーロスイス12.21.2010

ポンドスイス12.21.2010

最近のスイス高がかなり気になるので、少し長いチャートを見てみました。

上のチャートはユーロスイスの1978年からのチャートです。

ユーロは1999年以降の通貨なので、その前はマルクスイスが中心でした。

これを見るとかつて1.9付近だったユーロスイスは現在1.26.スイスがここ30年で欧州のマルクあるいはユーロに対してものすごく強くなったのが分かります。

1.5~1.6あたりが大体平均値、ユーロ導入時も大体1.61付近でした。

1.45を切れたあたりから、ユーロスイスの下落が加速しましたが、このように通貨のレンジが著しく変動した理由は何でしょうか?

スイスフラン自体は金利もたいしてつきませんし、国内に投資する案件もそれほど多くない。

またスイス自慢のプライベートバンクなども最近米国の攻撃でその秘密性も薄れています。

やはりリーマンショック後、各国の財政状況が悪化し、ユーロドル自体の信頼性が著しく落ちたことによる避難先としてのスイスフランの価値が「見直されているとしか思えません。

後ろ向きなスイスフランの評価というところでしょうか。

したのチャートはポンドスイスの長いチャートです。

こちらもスイスの強さが目立っています。

欧州信用問題が燻る限り、スイス高が継続しそうです。

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