マーケットのポジションて何?

読者の方から、マーケットのポジションについて質問がありましたので書いてみたいと思います。
私が「皆が同じポジションを持てば相場は逆にいくと」と書いたことに対する質問です。
たしかにマーケットがみな同じポジションかどうかは為替ではわかりません。
株式市場のように上場しているものなら出来高や信用買い残高、信用売り残高は発表されますから、マーケットのポジションを予想できます。
信用の売り残高がたまり、マーケットが上昇すればショートが踏み上げられる(ショートの買戻し)が起こるであろうと予想できるわけです。
そもそも個別の株式は発行量や流通量がほぼ決まっていますが、為替の場合はほとんどOTCですし、それにオプションなどが絡めばその取引高はほぼ無限台というのはいいすぎですが、限りなく膨張していくます。

しかし為替は上場物ではないので、そもそも正確な出来高がわかりません。
出来高がわかりませんからマーケットがロング(買い持ち)になっているのか、ショート(売り持ち)になっているのかの予想は相当難しいです。
シカゴのIMMや金融取引所のクリック365は上場物ですから取引高やポジションがわかります。

シカゴのIMMというのはCME(シカゴマーカンタイル取引所)のIMM通貨先物取引です。
CFTC(全米先物取引委員会)が毎週火曜日の取引終了時のポジションを集計して、金曜日の15時30分(米国東部時間)に発表されます。
commercial(実需)以外のnon-commercial(投機筋)のポジションが注目されます。

シカゴIMMにしろ金融取引所のクリック365にしろそのポジションはマーケットのごくごく一部です。
ヘッジファンドや名だたる投機筋はポジションがわかるの避けるために取引はほとんどOTC(銀行相手の相対取引)です。
クリック365の場合は日本人の一部のポジションに過ぎません。
ただこれが唯一ポジションがわかる統計なので、そこからマーケットのポジションを予想していくために利用されているわけです。

出かけますので続きは後ほど。

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ポンドの重要サポートレベル

gbpusd12.30.2009

昨晩はポンドの下落がきっかけになりドル買い相場となりました。
ロンドン時間で1.6065付近までショートカバーした後は1.5865まで下落。

ポンドはリーマンショック後、1月23日に1.3503まで下落した後、1.3503-1.57のレンジを5月21日までやり、その後1.57-1.7042のレンジを7ヶ月間継続しています。

10月23日に1.5706まで下落し下限を切れかかりましたが、何とかサポートしています。
この1.5650-1.5700付近のサポートを完全にブレークすると、ポンドのレンジが下方にシフトする可能性があり、重要なポイントと注目しています。
(1.7042を起点としたフィボナッチ・ターゲットの1倍が1.55付近にあるので、そこも一応ポイントとなるかもしれません)

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米国債入札不調で金利上昇

米国債利回り12.29.2009

ブンズ利回り12.29.2009

JGB利回り12.29.2009

上から米国債、ドイツ国債、日本国債の10年債券の利回りです。
昨日の終値の利回りの格差は、米国債~ドイツ国債が0.488%(前日0.478%)、米国債~日本国債が2.533%(前日2.523%)といずれも拡大しています。

米国金利の上昇原因は、米12月のダラス連銀製造業活動指数が2007年10月以来の強い数字になったこと。
米国2年債券の入札が不調におわったことが原因です。

米国金利の上昇で若干ドル買いになっていますが、まだ海外勢もおとなしく動きがでてきていません。
今日あたりから海外勢が動き出さないかと期待しています。

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トレードと恐怖心

先週FXや株、不動産の投資家の方たち数名と集まりがありました。
そこでFXの投資家の方がトレード(ポジションを持つこと)が怖いおっしゃっていました。
そのような方が多いのかもしれませんので書いときます。

わたしもトレードをするときはいつも怖いです。
怖いというのは少し違うのですが、ポジションをもつときはいつも恐怖心はあり、それは正常なことだと思います。
逆に恐怖心がなくなるのは、慢心したり気が緩んだりすることの表れなのかもしれないので良くないことのように思います。

ポジションを持ちそのポジションがフェーバーになるまでは恐怖心、利食いゾーンに到達するころには今度はそれがもっと儲かるのではないかとの、貪欲さに変わるのが人間の心理なのではないかと思います。
損切りが恐怖心との戦いと考えれば、利食いは貪欲さとの戦いです。
もちろんシステムでトレードをしているのならそのような感情とは無縁ですが、裁量でトレードをしている限りは感情のコントロールが重要になります。
チャートやシステムでトレードしていても。自動売買でなければ自分でしっかり注文を入れたりするためには感情に左右されます。

損切りは恐怖心から意外に簡単にできると思うのですが、利食いのほうが感情のコントロールが難しいような気がします。
そして儲かっていたトレードが利食い損ねて、利益が減ってしまったり、逆に損失になってしまうほうが単純に損切りがつくよりも精神的なダメージが大きいので、やはり利食いは一部だけではしっかり行っておくことが重要ではないかと思います。
そしてできるだけ利食いをより大きく伸ばす工夫をすることが、儲かる秘訣なのでしょう。
最初に決めておいたレベルで一部利食いをして、精神的に余裕を持って次の展開を考えるのがいいと思うのですが、相場の動きのスケール(大きな相場になるのか、レンジの中の動きなのか)を常に考えながら、利食いを最大限にする工夫をしてみてください。

だいたい絶対大丈夫だと思ったポジションほど逆に行くことが多いものです。
そのような時はおそらくマーケットの大勢と同じ考え方になっている時で、皆が同じポジションを持てば相場は逆にいってしまいますよね。
大体ポジションを持つ時は、自信が6対4とか5.5対4.5で自信が少しあるときぐらいが結果がよいような気がします。
1年に一度ぐらいはそのポジションが心地よいというか、なぜかぜんぜん心配にならず、そちらのほうに動くという不思議なことがあります。
いつもそうならいいのですが。

相場にはできるだけ感情をいれずに行うのがいいのでしょうが、なかなかそのようにはいきません。
恐怖心に打ち勝つこと、アゲインストにいったポジションに耐えること(といっても損切りレベルではきちんと損切りが必要)の報酬がリターンという考え方もあります。
できるだけ感情に左右されない、あるいは感情に左右されない程度のポジションの規模に押さえるなど感情をコントロールしてマーケットに臨んでください。

先週の土曜日岡藤さんでセミナーを行いました。
今回のユーロドルの下落をテクニカルとファンダメンタルズの双方から分析してみました。
年末の忙しい中、いらしていただいた投資家のみなさんありがとうございました。
こちらのサイト登録すると15日間は無料でオンデマンドでセミナーの様子が見られます。

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ドルインデックスの動き

ドルインデックス日足12.25.209

ドルインデックス 週足12.25.2009

ドルインデックスの日足と週足です。
2008年のドルインデックの底値圏、70.70の安値をつけた後の70.70-74.50のレンジを抜けた後、ドルインデックスはリーマンショックを受けて89.62まで上昇しました。
その後のドル売りを受けて今回74.23まで下落しましたが、昨年のレンジの上限74付近がサポートされました。
戻りは今年8月にレンジを形成した79.50の手前まで。
このとき77.43-79.50のレンジを1ヶ月ぐらいやりましたが、現在はそのときのレンジと同じ付近で推移しています。

来週以降ドルが高値となるなら、この79.50付近を高値に74-79のレンジ。
ドルの上昇が継続すれば次のポイントは81.00付近あるいは下落前の戻り高値の83付近とみています。

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米国、ドイツの金利差は縮小

米国債12.24.2009

ドイツ国債12.24.2009

マーケットはクリスマス前の超閑散になっています。
米国経済指標は22日に7‐9月期GDPが+2.2%と予想の+2.8%より悪化。しかし11月の中古住宅販売は年率で654万戸、+7.4%と強い数字。
一方23日は、11月新築住宅販売が35.5万戸、前月比-11.3%と弱い数字。
しかし米10年国債の利回りは3.75%と高止まりし3.2%から上昇しています。

一方ドイツ10年国債の利回りは3.14%付近から3.32%まで上昇。
米独金利差は0.6%から0.43%付近まで縮小し、また休暇まえもありユーロドルの下落も一服の気配です。

昨日書いたように200日移動平均線が1.4200付近にあり、一応200日線がサポートされた格好になりました。
おそらく28日ニューヨーク市場が始まるまで海外勢も大きな動きをしないので、動きはなくなると思います。
こんな時は久々にポジションを取らないで、マーケットののことを忘れるのも「休むも相場」でよいかもしれません。

来年1月13日、1月27日にNTTスマートトレードさんでライブセミナーをやることになりました。
比較的少人数で、参加者のかたと双方向でお話しできるかもしれません。
お時間がある方はどうぞ参加してみてください。

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ユーロドルのポイント

eurusd12.23.2009

ドル買いの方向は依然として継続していますが、ユーロなどはそろそろスピードがなくなってきました。
ただ海外はクリスマス休暇で、おそらく実質今日ぐらいまででしょうから、ここからさらに新値を取りに行くのかどうか、あるいは薄いマーケットだから動いてしまうのか、あまりポジションは持ちたくない状況です。

さてユーロドルも結構落ちましたが、日足でみたポイントをおさらいしておきたいと思います。

1.4700 90日移動平均線
1.4690 20日移動平均線
1.4484 23.6%戻し
1.4427  週足ピボット
1.4310 フィボナッチ2.618倍(1.5144起点)
1.4194 200日移動平均線
1.4072 38.2%戻し
1.3992  フィボナッチ3.618倍(1.5144起点)

昨晩は1.4194の200日線の手前でサポートされていました。

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米国の金利上昇でドル買いに

米国債利回り12.21.2009

ブンズ利回り12.21.2009

JGB利回り12.21.2009

上から米国10年国債、ドイツ10年国債、日本10年国債の利回りのチャートです。
国債の利回りは国債価格が上昇→利回り低下
国債価格下落→利回り上昇です。

ここのところ米国は強い経済指標もあり利回りは3.6%まで上昇、夏以来の高値圏。
ドイツ国債は3.15%と9月以来の安値圏。
日本国債も1.23%と昨年来の安値圏。
米国長期金利とドイツ、日本の長期金利の利回りは拡大傾向に。

ドル金利の上昇がいまのところドルをサポートして、ドル円は90円台のせへ。
ユーロドルもギリシャの国債格付けがB格に格下げ、オーストリアの銀行が国有化と信用不安と金利差拡大のダブルパンチで1.43割れまで下落。
さすがに2週間で600ポイント下落、高値の1.5144から900ポイント近く下落し1.43割れは一旦サポートに。
信用問題、金利差ともにインパクトがありそうな問題なので、これからも注目でしょう。

12月26日は岡藤さんで鷹鳩さんとセミナーを行います。
私は為替に関して、鷹鳩さんはCFDについて話します。
御興味があれば覗いてみてください。

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グローバル・ソブリンオープンはギリシャ国債を売却

グロソブ運用報告書12.17.2009

グローバル・ソブリンオープンの12月17日の週間運用報告書です。
12月10日の記事に書いたようにグロソブが12月8日のギリシャ国債のBBB+への格下げにより日本最大の投信がどう動くか気になっていました。
結局グロソブは保有していたギリシャ国債をほぼ全額売り切りました。
12月はじめには4.5%保有していましたから4.2兆円の資産の4.5%,約1900億円ほどを売却したことになります。

グロソブが売却したギリシャ国債の分を全額ユーロからたの通貨に移動させたわけではないでしょうが、このような動きが他の国の投信やファンドからでていればユーロドルの下落の原因になった可能性は大いにありえることです。

Meta Trader4(メタトレーダー4)が利用できるODL JAPANではさまざまなセミナーが準備されています。
この時期来年のマーケットをどのように予想するのか、興味がありますね。
お時間のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
 

■16日(水)「ODL JAPAN クリスマス take off セミナー」対談内容の要約
http://www.odls.co.jp/seminar/seminar_20091216.html
 
また25日(金)につきましては、弊社専属アナリスト水谷も加わり、クリスマスから来年に向けて興味
深い内容の講演を予定しております。皆様ご参加のほどお待ち申し上げております。
 
「ODL JAPAN クリスマス take off セミナー」in 赤坂
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◇開催日時 2009年12月25日(金)19:00~20:30
◇開催場所 赤坂エクセルホテル東急 13F
◇募集定員 30名(9月以降に口座を開設後まだお取引開始されていない方を優先させて頂きます)
◇申込期限 2009年12月24日(木)23:59まで
◇セミナー申込 
https://www.odls.co.jp/seminar/seminar_20091225.html
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29日(火)には、今年最後のWEBセミナー、「水谷文雄の為替 ゆく年くる年!」を開催いたします。
今年最後のWEBセミナーですので、是非、ご参加ください。
 
「水谷文雄の為替ゆく年くる年!」
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◇開催日時 2009年12月29日(火)19:00~20:00
◇開催場所 WEB
◇募集定員 200名(応募者多数の場合は抽選させていただきます)
◇申込期限 2009年12月27日(日)23:59まで
◇セミナー申込 
http://www.odls.co.jp/seminar/seminar_20091229.html

リクイディティー(流動性)が枯渇

eurjpy 12.18.2009

ユーロ円が127円台前半から129円台まで急騰しています。
11月27日の安値126.87がサポートされた感じです。
ドル円は朝方仲値がらみなのか89円割れまで下落。
ユーロドルも再び1.43を試しに行きましたがさぽーと。
どちらも反発し、結果ユーロ円の急騰に。
昨日も書いたように1.43台は重要なサポートレベル。
クリスマスの前の金曜日なのか、市場はリクイディティー(流動性)が少ないように感じられます。

ドル円と、ユーロドルは一旦(短期的には)底をつけたような気もしますが。

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