週末は材料盛りだくさん

 

昨晩発表されたフィラデルフィア連銀景況指数は

現況が27.9と前回の23.8、予想の22を上回りました

6ヶ月先の予想は前回55.2から46.4に低下

いずれも高い水準ですが、新規受注などは低下しています

従業員指数が大きく伸びたことが数字を引き上げました

 

とはいえ今日は

米上院が2018年会計年度(2017年10月~2018年9月)の大枠となる予算決議案を

賛成51、反対49の僅差で可決したことを受けて、

上院で共和党が単独で税制法案を通過させる可能性が高まったということで

ドル上昇の流れが加速しました。

何もなければドルロングにしたいのですが、

スペインのカタルーニャで自治権が止まる可能性

FRB議長がハト派のイエレン議長かコーンNEC委員長か、

タカ派のテイラー教授、ウオーシュ理事にきまるかで

ドルは正反対の動きになるでしょう。

週末はちょっとポジションもてない感じです

 

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ポンド下落の真相

 

ポンドの日足チャートです

ブレグジット後の安値1.1450から上昇して9月20日に

1.3656の高値をつけました

ここはブレグジット前の高値1.5016~1.1450の61.8%戻しでした

ここを高値に下落が継続していましたが、昨晩50%戻し1.3230付近、

上昇前の高値1.3260あたりを完全に下抜けして勝負ありでしたね

 

さて昨日の下落はメイ英首相の辞任観測

シャブス元保守党議長は党首選を実施すべきとし、30人の議員が

辞任を求めているとしました

ただ党首選実施には48人の議員の書面での要請が必要で、

そこまでは反対派は集まってはいないようです

 

保守党内では、メイ首相交代を求める議員がいても、彼女に代わる後継者が

いないこと。党首選を行えば不一致が深刻になり総選挙になれば

労働党の勝利の引き金になりかねないとの懸念もあるようです

 

http://www.bbc.com/japanese/41507970#

 

昨日メイ首相演説は、咳がとまらなかったり、コメディアンに乱入されたり、

背後のスローガンの文字が落ちたり散々でした

動画が面白いです

 

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強いISM

 

 

米ADP民間雇用者数と非製造業ISMが発表されました

 

ADP民間雇用者数(上の図)は13.5万人と前回の23.7万人を

大きく下回りましたが

予想は予想も弱かったので動きは出ませんでした

これはハリケーンの影響が出ている可能性があります

 

非製造業ISM(下の図)は59.8と前月の55.3から大きく改善しました。

予想は55.5でした

 

内訳を見ると製造業ISMと似たような傾向があり

こちらもハリケーンの影響を受けている可能性があり、

今月出てくる数字は、来月以降の検証が必要かもしれません

 

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強い米ISMでも米長期金利は低下

9月の米ISM製造業景気指数は60.8 と前月の58.8、予想の58を上回りました

上のグラフですが2004年5月以来の高水準、歴史的に見ても高水準

ハリケーンの影響は出ていないようです

 

9月の米ISM製造業新規受注は64.6 前月は60.3

9月の米ISM製造業雇用指数は60.3 前月は59.9

2011年6月以来の高水準

 

9月の米ISM製造業出荷指数は64.4 前月は57.1

9月の米ISM製造業価格指数は71.5 前月は62

出荷も伸びてますが、価格が大きく上昇しています

 

 

GDPといいISMといい強い指標出てますね

ただ指標発表後(赤丸)の米10年債利回りは2.34%から2.328%にむしろ低下

ドル円は112.60付近、ユーロドルは1.1740付近で止まってしまいました

一方でダウは100ドル近く上昇となり、長期金利の上昇一服が株価を

サポートしているのでしょうか

米雇用統計までは一進一退かもしれません

 

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米長期金利の上昇でドル上昇

 

米10年債利回りは先週金曜日の2.34%から2.37%に上昇。(グラフ)

これでドル買いになり、ドル円は113円台、ユーロドルは1.1735付近に

 

ただ5月以降2.4%付近が高値圏になっており、ここが超えられないと

ドルも更なる上昇は難しいのか。

今日はISMで動くかもしれません

 

米長期金利の動きに注目

 

上の表は米10年債利回りのチャートです

昨晩は強い8月米耐久財受注を受けて長期金利は上昇しました。

数字は1.7%と前月の-6.8%、予想の1%を上回りました。

またGDPの先行指標となるコア資本財は前月比0.9%と前月の1.1%は

下回りましたが、予想の0.3%を上回りました

 

注目されたトランプ大統領の税制改革案は

  • 連邦法人税率を現行の35%から20%
  • 個人所得税に関しては現状の7段階の税率を12、25、35%に簡素化
  • 35%を超える区分の追加を検討
  • 個人事業主やパートナーシップなどのパススルー企業に対する税率を25%
  • 米企業の95%がパススルー企業といわれているが、現状はこれらの企業に最高税率39.6%が課税

 

このようになり20%の法人税減税は実現できれば、かなりアグレッシブな減税案です

こちらも好感されドル、株価をサポートしました

 

しかし欧州時間に入ると米長期金利もやや低下し

ユーロドルは1.17台前半から反発、ドル円も112円台後半に下落しています

今日は米GDP、新規失業保険申請件数などの発表が注目されます

 

政治が混乱する国の通貨は売られます

  

 

週末はニュージーランド、フランス、ドイツの選挙が行われました。

フランスは上院の選挙でしたが、ニュージーランド、ドイツは総選挙でした。

 

左の表はニュージーランドの選挙結果

National 国民党 イングリッシュ首相率いる与党は58議席獲得で第1党

Labour 労働党  35→45議席に躍進

NZ first   ニュージーランドファースト 9議席

Green 緑の党  7議席

 

120議席のうち過半数を獲得した党はなく、国民党はNAファーストと連立を探りますが、

NAファーストは移民排斥、TPP反対で、イングリッシュ首相はTPP早期締結で、

乳製品の輸出拡大を目指しており、連立がすんなり結ばれるかどうか不透明感があります。

労働党と緑の党は連立を探っていますが、これにNAファーストが組めば、

9年ぶりの政権交代もあり、行方は混沌としています

 

右の表はドイツの総選挙結果

CDU/CSU キリスト教民主・社会同盟 33% 246議席

SPD 社会民主党 20.5% 153議席

AfD   ドイツのための選択肢 12.6% 94議席

FDP 自由民主党 10.7% 80議席

Left 左派党 9.2% 69議席

Greens 緑の党 8.9% 67議席

 

メルケル首相率いるCDU/CSUは246議席で第1党となり、

メルケル首相は4選を果たしました

しかし前回の得票数から大幅に得票数を減らし1949年以来の数字

 

第2党のSPDも153議席と歴史的大敗で連立を解消しました。

AfDは移民排斥などを訴える右派政党で、ナチへの拒否感が強いドイツで

戦後初めて議席を多数獲得したことには衝撃を持って迎えられました

 

メルケル首相はFDPと緑の党との連立を探りますが、こちらも不透明感が

漂います

 

ニュージーランド、ドイツの国政選挙は、いずれも移民排斥を訴える

右派政党が支持を伸ばし、既存の2大政党が支持を失うという共通点があります。

 

昨年の米国や今年の英国の選挙も含め、グローバル化に反旗を翻す

自国ファーストの政党が支持を集める傾向が世界の潮流になっています。

 

そんな中で日本の都民、国民ファーストも台風の目になりそうです

 

そしてニュージーランド、ドイツともに政治が混乱する国の通貨は売られる

という教科書どおりの動きになっています。

 

 

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米指標は強いのですがドル円上昇一服

 

 

 

米国指標はまちまちでしたが、ドルはやや下落しています

表は米国の8月住宅建設許可件数(左)は130万件

予想の122万件、前回の123万件を上回りました

8月住宅着工件数(右)118万件 予相補117.4万件 前回119万件

第2四半期米経常収支は1231億ドルの赤字と

予想の1105億ドル、前期の1135億ドルを上回り2008年以来の数字となりました。

8月米輸入物価は前月比0.6%と予想の0.4%、前回の-0.1%を上回りました

前年比は2.1%と予想の2.2%を下回り、前回の1.2%を上回りました。

 

総じて強い数字でしたがドルは下落でした。

チャートはドル円の1時間足です

デイリーピボットのレジスタンス1 111.70、 レジスタンス2 111.94

このあたりがレジスタンスになっています。やはり112円は一気には抜けない感じです

デイリーピボットの111.34あたりが維持されて、その付近で推移しています

ここを抜けてしますとデイリーピボットのサポート1の111.10付近が次ぎのターゲットでしょう

 

 

米ADPとGDP

 

 

 

 

 

 

今晩はYEN蔵です

ちょっとご無沙汰してしまいました

 

指標で再度ドル高ですが、一旦とまったかなと思ってます

ADPとGDP、一時違いですが、内容はぜんぜん違いますよ

デモどちらも米国経済は強いと示唆

詳しい分析は後ほど

 

http://www.adpemploymentreport.com/2017/August/NER/NER-August-2017.aspx

https://www.bea.gov/newsreleases/national/gdp/2017/pdf/gdp2q17_2nd.pdf

 

出展はこちら、英語の勉強にどうぞ

 

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米国はデフォルトするか

昨日はトランプ大統領が、メキシコとの壁建設の財源確保のためなら連邦政府閉鎖も辞さないと述べたことでドル売り、株売りになりました

 

連邦政府の閉鎖と米国のデフォルトに関してまとめてみました

 

米国は10月から新しい会計年度になります、9月末までに政府の活動予算の新年度の歳出法案を議会で通さなければなりません

 

つなぎ予算を承認し、その間に本予算を審議するパターンが多いのですが1970年以降折り合いがつかず政府閉鎖は何度も起こりました。

 

債務上限は連邦制が米財務省証券(米国債)を発行して資金調達できる上限が決まっています。

 

上限に達していますから、それの引き上げが必要です。これが債務上限引き上げ法案です

 

米財務省は9月29日までの引き上げを希望していますが、緊急の財源で10月半ばまで引き伸ばせる可能性があります。本当のリミットは10月半ばです

 

ただ10月2日には米国債の利払い70億ドルがありますから、米国債の最大の保有国である中国と日本にしてみればひやひやですね

 

実際2011年8月にはSPが米国債の格付けを最上位から引き下げ、今回フィッチが警告を出しています

 

審議されるべき法案は歳出予算法案と債務上限引き上げ法案ですこれは別々のものですが、共和党右派はそもそも歳出拡大に反対で債務上限引き上げに対し歳出削減を要求するので、同時進行になる可能性があります。

 

下院ではふたつの法案は過半数の賛成で可決しますしかし上院は60名の賛成が必要で、現状の共和党は52議席のために民主党の賛成が必要です。

 

下院の共和党保守派はメキシコとの壁が必要で、この予算獲得のためなら政府閉鎖もかまわない勢力がいます。共和党穏健派、共和党指導部は政府閉鎖は避けるべきとの意見です

 

民主党は当然壁反対ですから、政府閉鎖になれば共和党の責任を追及しますここらへんは来年の中間選挙を控えて共和党も苦しいところですね

 

トランプ政権は債務上限引き上げを他の政策と絡めないで取り組む方針に変換しました(クリーン・ビル)

 

共和党穏健派、民主党はこれを支持しています。しかし下院の共和党保守派は、債務上限引き上げ賛成の代わりに歳出削減を主張して抵抗しますから、議会は紛糾します。

 

結局最終的には予算は通過するでしょうが、トランプ大統領の過激な発言やそれ以上に過激な共和党右派の動き次第ではマーケットが振り回される可能性もあります。

 

ロイターの記事を参考にしました

詳しくはこちらを

http://jp.reuters.com/article/factbox-shutdown-trump-idJPKCN1B4010?pageNumber=1

 
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