オプション取引のお薦め本

本日は投資LABさんの会場セミナー【YEN蔵のトレードアイデア】
に来場していただいた皆さん
ありがとうございました

寒い中、ご足労願い感激です

さてそのときにご質問のあったオプション書籍、ご紹介します

正直日本語のオプションでよい本が少なく
また数式が出てこないというのも、
この本のいいところです

まずは一番目に【実務家のためのオプション取引入門】

基礎から書かれています、少し高いですが
こちらをまず読んで下さい


オプション取引入門2014.12.20

より実践的な本は
【トレーダーは知っている】
こちらもいい本です

トレーダーは知っている2014.12.20

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週刊エコノミスト誌から相場を読む

エコノミスト2014.10.27

軽い話題です

週刊エコノミスト誌の特集

左から先々週、先週、今週号

エコノミスト誌が特集組むと見事に

先々週はドル円が105.20へ急落(108円まで反発しましたが)

先週は世界的に株が上昇

見事に曲がり屋ぶりを発揮しています

ということは今週は中国株上昇?

11月7日は22~23時に岡三オンライン証券さんで

武部さんとガチンコ雇用統計やります

どこよりも早く結果をお伝えするとともに、

為替、株、債券の市場を幅広くカバーしてお話します

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絶対に読んでほしい一冊

アルゴ12.21.2013

今日は相場をやる人が、絶対に読んでおいたほうが良い本を紹介します
【アルゴリズムが世界を支配する】クリストファー・スタイナー著 角川EPUB選書

今年読んだ本の中でダントツに面白かった1冊
そして今まで読んだビジネス書の中で3本の面白さの中に入ります

題名のとおりアルリズム(プログラム)がいま社会のいろいろな場所で利用されています。

その中でアルゴリズムと相場は非常に相性がいいのですが、
さまざまなアルゴリズム売買がいまマーケットを支配しています
マーケットの出来高のかなりの部分がすでにアルゴリズム取引になっている可能性も高く
特に短期売買はアルゴリズムが支配しているといっても良いでしょう

そんな中でアルゴリズムが社会にどんな影響を与えるのか
いろいろなケースでかかれています

まずは1960年代からプログラム売買を始めたオタクの物語
この人はその後、ある有名な証券会社をつくり上場させますが、それは呼んでからのお楽しみ

プログラム売買は1980年代以降に始まったとばかり思っていたのですが
この方は1960年代からスタートしました
さまざまな妨害を受けて、特にシカゴ取引所のピットでは、彼のプログラム売買の取引は
オーダーを通してもらえませんでした

シカゴの市場を牛耳るピットとレーダーがよそ者の彼の取引を排除しようとしたのですが、
彼はそれに対抗してナイスバディの美女を雇って(背景を隠して)オーダーを発注させるのですが
そうすると面白いようにオーダーが通るとか、意外と古典定期な裏技で
危機を打開していきます

ま~彼の歴史=アルゴリズム取引の歴史といってもいいでしょう
これを読んでいると裁量とレーダーの私はいずれアルゴリズムに敗れるのかと
心配になってしまいました

システム売買の投資家も裁量売買のトレーダーにもヒントを与えてくれる一冊です

また音楽やファッションなど、今流行を分析する業界のすべてで
アルゴリズムでの分析が行われており、高い精度で流行を当てています

もう子なると人間が働ける領域がどんどん狭くなっていってしまうと恐怖感を覚えます
マーケットだけでなく、われわれの未来に対して指針を与えてくれます

相場をやる人もやらない人もぜひ読んでみてください

19日は外為どっとコム総研の神田卓也さんと
年末年始特別対談で2013年の総括と2014年の予測を行いました

嵐のような天気の中で会場にお越しいただいたみなさん
そしてWEBでご覧になられたみなさん、ありがとうございました
オンデマンドもあるようなので、お時間あれば

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半沢直樹の原作は面白い

半沢直樹10.26.2013

TVドラマ半沢直樹の原作

【オレたちバブル入行組】

【オレたち花のバブル組】

ここまで好き勝手できるリーマンはいないでしょう。

僕はTVより原作のほうが面白かったです。

池井戸さんどこかの銀行をでて企業コンサルもやっているので、そこらへんの経験も本の

随所に垣間見られます。

また写真が趣味らしいのですが、そこらへんも原作にでてきます。

やはり、銀行でちゃんと融資とかけいけんした銀行員は、いろいろな企業活動の

裏側を熟知しているので、小説もそこらへんが生かされていて、面白い

融資とかちゃんとした銀行業務を知らない僕は銀行員失格です

10月31日は岡三オンライント証券さんで月例のYEN蔵のFX塾 【テクニカル分析徹底講座】を行います。

皆様から要望の多いテクニカル分析について、今回は基礎の基礎から勉強したいと思います。

初心者の方でもわかりやすく、中上級者の方にも復習できる内容を考えています。

この機会にテクニカルの勉強を一緒に始めてみませんか?

東洋経済オンラインさんで、雇用統計、オリンピックを受けたマーケット展望を書きました。

タイトルは編集の方がつけたのですが、さすがにうまいですね。まねしなきゃ

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外資系金融は終わりか?

藤沢数希さんの『外資系金融の終わり 年収5000万円トレーダーの悩ましき日々』を読み終えたので書評を少し書きます。

藤沢さんブログでも活躍の外資系金融マンなのですが、この本は面白おかしく、外資系金融の世界と現在の金融界のことを解説しています。

リーマンショック以降の金融界の流れを詳しく説明していて、なぜリーマンショックが起こったのか、その後どのように金融市場が変化したのかこの本を読めば理解できるわかりやすい本です。

この本とマイケル・ルイスのブーメランを読めば、ほぼサブプライム以降の流れは完璧です。

また外資系の金融マンの生態を収入を含め書いていますので、ま~落ち目ではありますが外資系金融の世界を理解したい方、これから外資系銀行に就職したい大学生、外資系金融マンと結婚したい婚活女子には参考になるかもしれません。

1600円をはたいて買って満足度はまあままでしょう。

書店では結構売れているのですが、私の評価は少し辛口です。

決してつまらない本というわけでもなく、藤沢さんの優秀さが伝わってくるわかりやすく面白い本なのですが私にとってはいまひとつでした。

一つには、自分自身が外資系金融にいたので目新しくない話題ということもあるでしょうが、最大の理由は一般論だったとうか臨場感がないというか....

もし外資系のトレーディングの世界を知りたければ、末永徹 著 メイクマネー がお奨めです

ソロモン・ブラザース東京支店で伝説のトレーダー明神茂さんのもとでトレーダーをつとめていた末永君は東大卒の1990年代の勝ち組外資系です。

その彼がソロンモン東京の内側のことを書いた本は臨場感があり、当然登場人物は実在の人物たちです。

明神さん、セールスヘッドのK氏、リクルート担当の社員などなど、ですから圧倒的にトレーディングルームの臨場感が伝わってきます。

そのあまりの正直さのおかげか末永君は元同僚にきわめて評判が悪かったような気がします。

というのも僕のいたシティバンクは1999年にソロモンと合併したために、K氏やリクルート担当氏は特に同僚になりました。

脱藩(会社を辞めて)、元同僚をネタに赤裸々に本を書いたのですから、評判がいいわけありませんね。

それでも僕はこの本をとっても面白いと思います。

彼は経験したこと包み隠さず書いたのでしょう、ディールイング・ルーム内の息遣いが伝わってくるほどの迫力です。

また黒木亮氏の 巨大投資銀行も面白本です

この本でも明神さんの活躍が描かれています。

ソロモン・ブラザースは1990年代日経平均が39000円から20000円割れまで急落するとき、悪役にされたところです。

いわく先物がいけないとか

でもこれを読むとソロモンが転換社債とオプションと先物と現物を使って、裁定取引を行っていたことがわかります。

現物株の大量売買だけだった市場に、これらのデリバティブを持ち込み大金を稼いだソロモンは、そのころの日系証券、監督官庁、政治家、マスコミにとっては格好の攻撃材料だったのではないでしょうか。

メイク・マネーと小説投資銀行は圧倒的に臨場感があり、そのようなものを望む方には、こちらのほうがお奨めです。

しかし1990年代の話なので、最近の金融市場の理解を深めたい方であれば、外資系金融の終わりにをお奨めします。

ちなみに巨大投資銀行を読了した1週間後の飲み会で隣に座った方が、石油ショックでマスコミに就職できなくてメリル・リンチに就職したと話していて、私が○○さんじゃありませんか?(小説投資銀行の登場人物の一人)とお聞き記すると、まさにその方だったという(登場人物のモデルの方)体験したため、余計にこの小説のファンになってしまったという経緯があります。

藤沢さんの外資系金融の終わりには、藤沢さんの外資系金融機関への決別書ではないでしょうか。

彼は大きすぎてつぶせない巨大金融機関はを税金で救うのは、社会主義でモラルハザードといっています。

そのような巨大金融機関の時代は終わり、これからはヘッジファンドや優秀な個人が活躍する時代が来るとして、彼自身もファンド設立の準備をしているようです。

この本は彼のグッバイ外資系金融機関の本なのでしょう。

藤沢さんの強い決意は伝わってきます。

ファンドでの成功を期待しています。

12月6日19時から岡三オンラインさんでWEBセミナーを行います

1、2013年の為替相場

2、プロの世界はどうなっているの、介入、市場の投資家、アノマリーなどのお役立ち情報

岡三の武部さんと討論形式のセミナーで、相場予想だけでなく、様々な市場の仕組みなどのお話もやります。

お時間があればどうぞ

岡三オンラインさんからの豪華プレゼントもあります

申し込みはこちらから

セミナーバナー_20121120_YEN蔵さんブログ用

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マイケル・ルイスのブーメラン 書籍紹介

ライヤーズポーカーマネーボールの本で有名なマイケル・ルイスが今年初めに出した「ブーメラン 欧州から恐慌が返ってくる」という本はなかなか面白い本です。

マイケル・ルイスは投資銀行ソロモン・ブラザースで債券セールスとして働いていた時の体験を書いたのが処女作らーやーずポーカーです。

ブーメランはマイケル・ルイスがリーマンショック後の欧州危機に痛められた欧州各国を旅行して、その影響を書いたのがこの本です。

あとがきでは「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」というロシアの文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」の一節が引用されています。

欧州危機に陥ったそれぞれの不幸な国には、それぞれの不幸な理由があるということです。

目次をみながら、少し内容をご紹介しますね

序章 欧州危機を見通していた男 サブプライム危機で大儲けしたヘイマンキャピタルのカイル・バスのテキサスのオフィスを訪ねてインタビューしています。

カイル・バスはCDSで大儲けし、今度は日本国債の空売りで、日本の財政破たんのかけています。確か今年の初めに日本は1~1年半で日本国債の暴落と宣言していたと思います。

彼の日本破綻論に対する反論をブログで書きました

こんなバカなファンドには絶対投資しません

こんなバカなファンドには絶対投資しません その2

こんなバカなファンドには絶対投資しません その3

彼は軍事おたくのようです

第1章 漁師たちは投資銀行家になった 漁師の国だったアイルランドがいかにしてサブプライム危機に巻き込まれたか

第2章 公務員が民間企業の3倍の給料をとる国 ギリシャの経済の実態

第3章 アイルランド人は耐え忍ぶ  不動産バブルの銀行危機に陥ったアイルランドの状況

第4章 ドイツ人の秘密の本性  ドイツはサブプライムとは無縁のようですが、米国の投資銀行のサブプライム証券の最大の買い手はドイツの州立銀行でした。

またドイツは財務省や中央銀行の人間が退職後に投資銀行に再就職しない唯一の国だそうです

第5章 あなたの中の内なるギリシャ  ギリシャの状況は対岸の火事ではない、米国の地方自治体は毎年何十も破綻しています。元カリフォルニア州知事のシュワルツネッツガー氏にインタビュー

このような内容になっています。

難しい経済の本ではなく、各国の状況がよくわかるマイケル・ルイスらしい軽めの経済本です。

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日本も100年前は新興国でした

高橋是清6.24.2012

この人は第20代総理大臣も務めた高橋是清です。

1931年に蔵相に就任すると金輸出再禁止、日銀引き受けによる政府支出の増額など高橋財政と呼ばれるリフレーション策で世界恐慌で混乱した経済とデフレからいち早く回復させたことは有名です。

現在でもリフレ派の人たちは、この高橋財政を見習って日本銀行に更なる量的緩和をと迫っています。

1936年の2.26事件では、反乱軍将校に『話せばわかる』と有名な言葉を吐き会話を求めましたが、話してもわからない人たちがいるようで『問答無用』と射殺されてしまいました。

(この問答無用は5.15事件の犬養首相の発言でした、読者の方から指摘がありましたので修正します)

さて高橋の功績はこれだけでなく1904~1905年の日露戦争の時に日銀副総裁として、戦争の戦費調達のためにロンド、ニューヨークと世界を回り戦費調達のために戦時公債の募集を行いました。

その高橋の足跡を追って国債の発行と戦争の推移などを書いた本が『日露戦争、資金調達の戦い 高橋是清と欧米バンカーたち』 新潮社 という本です。

すこし固い本ですが読みやすく、そのころの日本国債の利回りなどがチャートになっています。

このころ日本は世界の中で最下位の近代国家でロシアとの戦争はロシア優位の状況でした。

高橋は資金調達に苦労しましたが、ニューヨークのユダヤ人金融家ジェイコブ・シフが助けてくれて、資金調達に成功しました。

ここではシフやベアリング銀行、HSBCなどが資金調達を手助けした様子が描かれています。

この時は英国の信用力が一番高く、1903年年末の 英紙タイムズの証券欄の外国公債価格表によると(こんなのが1903年にもうあったんですね、その資料も本にあります)

英国債2.5%、カナダ3.07%、フランス3.08%、ドイツ3.31%、ロシア.06%、スペイン4.55%、イタリア4.83%、アルゼンチン4.91%、日本5.01%、ブラジル6.47%となっています。

日本はイタリア、スペインよりも低くアルゼンチン、ブラジル並みで、このころの日本の位置は新興国に毛が生えた程度だったことがわかります。

日露戦争では結局日本が勝利しますが、戦争の会戦で日本が勝つたびに国債調達の利回りが低下して資金調達が有利になっていきます。

ここら辺は現在にギリシャの選挙や、スペインの国債利回りの動きと同様にニュースで反応しているところが面白いところです。

ここら辺の話はNHK『坂の上の雲』でも西田敏行ふんする高橋是清が描かれています。

なななか長い本ですが、国債、歴史、坂の上の雲のファンの人には面白い本です。

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ドイツで一番売れているノンフィクション

eur braucht 6.19.2012

ドイツで一番売れているノンフィクションの本だそうです。

Europa Braucht Den Euro Night

欧州はユーロを必要としていない

この人は、ドイツの有名なシュピーゲル誌のパリ所長

ハンブルグ空港の本屋だそうです

6月21日、20時からに東岳証券さんで3回シリーズの【YEN蔵流FXで勝つヒント】3回目のセミナーを行います。

今回は総集編ということで、過去2回のファンダメンタルズ、テクニカル編のおさらいと、資金管理、リスク管理、メンタルのお話もさせていただきます。

お時間があればぜひ

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オール投資にインタビューが掲載されてます

デジカメ写真 3782

会社四季報で有名な東洋経済社さんの【オール投資 6月15日号】にインタビューが掲載されました。

四季報がでる直前のこの時期の号は、株式投資家のなかでは人気があるようです。

最近の欧州問題やリスクオフの流れがどうなるかというインタビュー内容で、株式のほうが有名な国際エコノミストの今井澂さんが担当し、私は為替のほうを担当させていただきました。

有名な今井さんと並んで掲載され畏れ多いのですが、今井さんはかなり強気の予想でした。

私のほうはドル円の78円が重要なサポートで、ここが維持されれば、中長期では円安方向にという内容だったのですが、発売前の金曜日に78円割れてしまい、戻ってきたからいいようなものの冷や汗ものでした。

編集者の方に、運も実力のうちと変な慰められ方をされてしまいました。

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「弱い日本の強い円」はとっても良い本です

佐々木融

JPモルガン・チェースのFXストラテジスト、佐々木融さんの「弱い日本の強い円」はとっても良い本です。

世の中にあぶれているノストルダムムスの大予言さながらの日本暴落論とは全く違う次元のマーケットの解説書ですが、全然難しくはありません。

というのも佐々木さんは日本銀行で介入の事務をやった後にJPモルガン・チェースという米銀大手に移り、FXチーフストラテジストをやっています。

アナリスト、エコノミストの中にはマーケットに近くない(あえてマーケットの近付かないで経済分析のみをやる人)もいますが、佐々木さんが良いのはマーケットに近い分析を行っているので実践的なところです。

こちらのインタビューもあります。

論点としては

1、為替は経済が良い悪いのファンダメンタルズでは決まらない。

2、日本は経常黒字国なのでドル売り切り(円買い)のフローが常にある(投資、投機は時間差あるが反対方向の売買が出るので市場への影響はニュートラル、実需は買い切り売り切りで一方向の影響)

3、介入の実状と効かないわけ

4、日本は世界最大の債権国で、円が買われることに理由はいらない

5、米国は世界最大の債務国で、ドルが売られることに理由はいらない

6、ドル一辺倒の時代は終わり、弱い基軸通貨の時代へ

こんな感じのことが書かれていて、読み物としても面白いです。

佐々木さんのように大手銀行の有名ストラテジストが当局の介入を批判して、円高を主張するのもなかなか勇気がいることです。(彼は2007年から円高論)

為替介入が理解されていないことの一つが、介入は財務省の公共事業だということです。

民主党政権は公共工事削減、物から人へということで政権を取りましたが、為替介入は物から紙へ(ドル紙幣、米国国債)の公共事業です。

おそらく多くの人が(たぶん政治家も)日銀が円紙幣を刷って、それでドル紙幣を買って介入していると思っている人が多いのではないでしょうか?

財務省短期国債発行→日銀へ→日銀はその対価に円を財務省に渡す→財務省はこの円資金で円売りドル買い介入を行う(実際には日銀がマーケットで)→財務省は短期国債発行して円支援資金を調達→その円資金を日銀へ渡して短期国債を償還

これが介入の流れです。

要するに財務省が短期国債を発行→ドル買いという公共工事をやっているのと同じです。

国債という借金でドル買いをして、公共工事を行う代わりに米国債を買って、米国の公共事業の協力をしているということです。

介入はすべて借金で行われている。

その借金はやんばダムを造り替わりに米国債を買っている。円からドルへの巨大なキャリートレードを借金で行っています。

これってどうですか?

これでドル円が円安に向かえばまだしも、円高で一説には20~30兆円の損失が出ている可能性があります。

こんなことなら公共工事をやったほうが日本の経済にとっては良くありませんか?

佐々木さんの本にもここら辺の仕組みが書かれています。

円高、円安、日本安泰、暴落、それぞれ主張や相場観はあると思います。私も長期的(5~10年以上)には日本はがんらないとまずいと思います。

しかし世の中の暴落論には介入の仕組みや資金の流れの知識もないまま感情論で書かれてる書籍が多すぎます。

この本は分析に基づく本で、なんで円高を主張するのかのわかりやすく解説してあります。

このような本が増えるといいのですが。

2月19日(日)はエイチ・エス・フュチャーズさんで、恒例の『専門家スペシャル対談』をやります。

大橋ひろ子さんエイチ・エス・フュチャーズの商品アナリストの田栗さん、渡邉さんと対談形式で言いたいことを言うオンラインセミナーです。

今回も市場の動きや、注目材料に焦点をあてて、為替、株式、商品と幅広く市場を分析して各自の意見を披露します。

参加者が形式にこだわらず討論する、一味違うセミナーを是非御覧ください。

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